2024冬アニメ 3月6日視聴分 | アニメ視聴日記

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日々視聴しているアニメについてあれこれ

2024年冬アニメのうち、3月5日深夜に録画して3月6日に視聴した作品は以下の1タイトルでした。

 

 

悪役令嬢レベル99 ~私は裏ボスですが魔王ではありません~

第9話を観ました。

今回も相変わらず面白かったですけど、次の大きな展開に向けての繋ぎっぽい内容でしたね。今回が終わって残りは3話分ですが、このペースでは魔王を倒すところまでいくのかどうか怪しい。まぁユミエラなら瞬殺してしまいそうな気もするが、原作がまだ未完なのでやっぱり魔王を倒すところまではかないように思う。まぁそもそも魔王を倒して終わりという物語でもないので魔王は瞬殺する可能性はあるから、その場合は魔王を倒して今期は終わりなのかもしれない。なんか今回エドウィンが改心して3バカも一応はユミエラの仲間みたいになったので、3バカやアリシアと共闘展開でアツく盛り上げて今期は終わりなのかもしれないですね。今回は最後にアリシアがなんかピンチみたいになってたので、何か陰謀があって、それをユミエラと3バカ達が打ち砕くとか、そういうアツい展開かもしれない。いや、やっぱりユミエラがアリシアに何かやったんじゃないかという疑惑もどうしても拭えないんですけどね。結構、平気でウソをつく女ですから。もしユミエラ犯人説が正しければ次回はまた神ギャグ回になりそうで、もし陰謀説が正しければ普通に盛り上がると思う。どっちに転んでも次回は期待出来そうです。

もともとA+ランクの最上位ぐらいの評価の作品だったんですが前回のドラゴン回があまりに衝撃的な大迷惑ギャグ回だったのでSランクに上げて、今回はまた通常営業に戻ったので一旦A+ランクに戻して、それでも終盤3話が盛り上がればSランクで終了の可能性は十分にありそうです。どうやら最後のアリシアの異様な様子はちょっとアニオリ展開みたいなので、もしかしたらそれなりにアニメ今期分は話に区切りをつけて終わるのかもしれない。もしそうならSランクで終了の可能性は高くなる。現状はこの「悪役令嬢レベル99」と「葬送のフリーレン」が準Sランクという印象ですね。どちらも終盤3話が期待出来そうなのでSランクで終了の可能性は結構あります。「拷問」は今のノリのまま終わりそうですし「ルプ7」は思いっきり話の途中で終わりそうですし、それ以下の作品はSランクに上がるには根本的に力不足でしょうね。「拷問」も捨てがたいんですけどね、現状は序盤がピークという印象があるのが少し惜しい。私はやっぱり後の方にピークを持ってこれる作品が好きなので、まぁこれも結局は終盤次第というところでしょうか。

まず今回は最初は前回のラストの続きで、ユミエラが他国の諜報員に声をかけられた場面の後のお話です。声をかけてきたのは隣国であるレムレスト王国の諜報員で、ユミエラを勧誘しに来たようです。ただユミエラが利に釣られてバルシャイン王国を裏切る可能性は低いと思ったので、勧誘しても断られるだろうとは思っていたようです。案の定ユミエラは断りますが、諜報員は逆にバルシャイン王国を裏切らない理由をユミエラに質問してくる。確かにユミエラはこの国で差別されており忠誠を誓う理由は特に無いはずです。

実はバルシャイン王国がレムレスト王国に接している場所はパトリックの実家であるアッシュバトン辺境伯の領地なので、もしユミエラがレムレスト王国に属して侵略の尖兵となればパトリックと戦う羽目になることが分かって、それが嫌だったのだが、その理由を言いたくなかったし、自分でもその感情に戸惑っていたので、とりあえず「魔王を倒したいからです」と回答した。1年後に復活してバルシャイン王国を襲う魔王を倒すことは世界の危機を救うことでもあるので、それを理由として言えばレムレスト王国の諜報員も納得するだろうと思ったのでした。

だが、諜報員は「魔王が襲うのはバルシャイン王国だけでは?」と奇妙なことを言う。これはユミエラには意外な言葉でした。ユミエラは前世でゲームをプレイしていた時の知識でこの世界を解釈しており、当然ながら魔王というのは世界全体にとっての脅威だと思っていた。だが、よくよく考えるとゲームの中ではバルシャイン王国が舞台になっており、バルシャイン王国以外のことは描かれていなかった。魔王はバルシャイン王国において復活してバルシャイン王国に脅威を与えたがアリシア達によって倒されたので、結局のところ魔王がバルシャイン王国を滅ぼした後何をしようとしていたのかは謎のままでした。ユミエラは勝手に「魔王は世界を滅ぼそうとしていた」と思い込んでいたが、実はそうではなかったのかもしれない。

ただ、仮に「1年後に復活する魔王は世界を滅ぼすつもりはなくてバルシャイン王国だけを襲うつもり」であったとして、問題はどうしてそんなことを1年前の段階でレムレスト王国の諜報員が知っていて、しかもそれを周知の事実のようにユミエラに向かって喋っているのかです。バルシャイン王国の人々はエドウィンがうっかりバラしてしまうまでは魔王の復活のことは王族以外は知らなかったのだから、それは全く周知の事実ではないはずなのだが、どうも奇妙な話です。

そうした新事実もユミエラには驚きであったが、それについては諜報員との会席の場に王国軍が突入してきたのでユミエラは諜報員と別れて逃げて、その話はそれっきりになってしまった。それよりもユミエラにとって問題であったのは、諜報員からの誘いを断る際に、自分がパトリックと敵同士になりたくないのでバルシャイン王国に居続けたいと思うようになっていることをユミエラ自身が初めて自覚したことの方だった。

それをユミエラは最初は自分がパトリックに恋愛感情を抱いているからではないかと考えた。しかし、すぐにそんなはずはないと否定して、きっとこれはパトリックに親切にされた結果の親愛の情なのだと解釈した。せっかく正解の一歩手前まで行ったのに、わざわざ誤った解釈に突き進んでしまったのです。それで、自分がパトリックに親愛の情があるのだと初めて自覚したユミエラはパトリックに友達になりたいと申し込むのだが、パトリックは今まで友達とすら思われていなかったのかと軽くショックを受け、自分はとっくに友達だと思っていたとイケメンなことを言う。まぁパトリックは別にイケメンなことを言ったつもりではないのだが、ユミエラにはすごくイケメンな発言に思えて、自分をそこまで大切に想う人間がいるわけがないと思い、きっとパトリックは戦争の時に自分を兵器として利用したいのであろうと勝手に誤解して、急に平和主義者アピールをして、戦争の時は防衛の手伝いしかしないとか意味の解らんことを言い出す。

パトリックはユミエラの人間不信っぷりに呆れつつ、自分はユミエラを戦争の兵器として利用する気など無いと言い「俺はユミエラがレベル1でも傍にいる」と、まさにイケメンなことを言う。こんなのプロポーズに等しい。しかしユミエラはレベル1の自分を想像して、パトリックはレベル上げの話をしていると勘違いして、むしろレベル上げは1人の方が効率が良いので、レベル1になったら1人でレベル上げをしたいのでパトリックに傍に居られると困るとか、全く見当違いのことを言うので、せっかく告白まがいのことを勇気を出して言ったパトリックはガックリする。とにかくユミエラはいつもレベル上げのことしか考えていないので困ったものです。

その後、学校で中間試験があり、ユミエラは成績上位であった。するとエレノーラがやって来て、試験の成績が悪くて追試を受けるので勉強を教えてほしいと言ってくる。断るのもすごく面倒臭いので教えることになるが、エレノーラはバカでどうにも苦戦する羽目となる。特に暗記が苦手なのでユミエラは困ってしまうが、エレノーラが好きなことに関しては詳しいことに気付き、何でもエドウィン王子と関連づけて暗記すれば覚えられるという必勝暗記術を考案する。そうしてエレノーラは追試を乗り切ることが出来たのでした。

そうして追試の後、ユミエラはパトリックが最近ずっと放課後や休日に用事があると言って何処かに出かけていくことが気にかかるようになった。実はパトリックは学年末パーティーでダンスを踊った時にユミエラが「自分より強い人がタイプ」と言っていたのを真に受けて、レベル99は無理としても、せめてもっとレベルを上げようと考えて1人でダンジョンに潜ってユミエラ流のレベル上げに励んでいたのです。

それはもちろんユミエラの傍に居る資格のある自分であろうとしていたからなのだが、そうやってモンスターと戦ってボロボロになってパトリックが学園に帰ってくるとユミエラがリュウに乗ってやってきて、パトリックが彼女と喧嘩してボロボロになっているのだと勝手に誤解して気遣ってくるのでパトリックはせっかくユミエラのためにボロボロになっているのに台無しにされるようなことを言われてガックリする。それで「俺に彼女はいない」と否定するが、ユミエラがさっさとリュウの世話をして飛んでいってしますので、自分は男として意識すらされていないのかと口惜しく思う。だが実はユミエラはパトリックが彼女がいないと聞いて嬉しいと感じていて、その感情を持て余していたのだった。

後日、パトリックに連れていかれてエドウィンと面会したユミエラはエドウィンからまさかの謝罪を受けます。これまで誤解して非礼なことばかりしていたと心の底からの謝罪であった。どうやらパトリックが何度も誠心誠意にエドウィンにユミエラのことを説明して誤解を解いてくれていたらしい。こうしてユミエラはエドウィンと和解して来るべき魔王の討伐にも同行出来ることになったが、どうもアリシアのレベル上げが上手くいっていないらしい。これもユミエラがゲームのストーリーを変えてしまった悪影響みたいです。それでユミエラはアリシアに魔物を倒してもらわないと自分が魔王を倒して聖女にされてエドウィンと結婚させられかねないと危機感を抱き、アリシアを闇属性のダンジョンに2人で行ってレベル上げをしようと誘うのだが、アリシアに怖がられてしまい断られてしまう。

ところが、そうしているとある日、アリシアが姿を消してしまい、エドウィン達は魔王に味方する勢力に攫われたのではないかと大騒ぎする。何だか話の流れ的にはユミエラがアリシアを拉致して闇属性のダンジョンに置き去りにでもしたのかと思えるんですが、ラストカットのアリシアの様子がおかしく、ダンジョン内でもないところを見ると、どうもそういうことでもないみたいです。一体どういうことなのかと混乱しつつ次回に続きます。