2024冬アニメ 2月10日視聴分 | アニメ視聴日記

アニメ視聴日記

日々視聴しているアニメについてあれこれ

2024年冬アニメのうち、2月9日深夜に録画して2月10日に視聴した作品は以下の4タイトルでした。

 

 

葬送のフリーレン

第22話を観ました。

今回は一級魔法使い試験の一次試験と二次試験の幕間を繋ぐ典型的な繋ぎ回でした。一次試験と二次試験の間の束の間の休息のある1日を過ごす受験者たちの日常の姿が描かれます。各受験者たちの一次試験の時とは一味違うオフの姿が絡み合う様子が堪能できて、キャラの魅力に溢れたエピソードでした。後半クールに入ってからあまり出番の無かったシュタルクも今回は割と出番があって、フェルンとの絡みもそこそこ堪能できます。前半クールを彷彿させるようなフリーレンの過去絡みのほっこりとした描写もちょっとありました。

まず宿でシュタルクとフリーレンが寝坊したのでフェルンがヘソを曲げてしまい、機嫌を直してもらうために美味しいものを食べに行こうとフリーレンが提案して、80年前にヒンメル達と行ったという美味しい店に行く。また魔法具店を営んでいるリヒターの店にデンケンとラオフェンがやって来て、最初はツンツンしていたリヒターも、50年前にデンケンが妻と行ったという美味しい店の場所が分からないという話を聞いて案内してあげるところは、やっぱりイイ奴だった感がして良かった。そういうわけで3人で一緒に飯を食いに行くことになる。また、何だかすっかりラオフェンがデンケンの孫みたいに懐いていて面白い。

また、子猫を可愛がってやろうとしたら親猫に威嚇されたメガネ君ことラントは街角でユーベルと出会い世間話する。そしてラントがどうしてヴィアベルを殺さなかったのかと問うとユーベルはヴィアベルに共感したからだと答える。それはヴィアベルの「殺す覚悟のための時間が必要」という考え方に共感したということであり、だからヴィアベルを殺さなかったのだが、同時にユーベルはヴィアベルの使った魔法のソルガニールも使えるようになったという。ユーベルは共感した相手の魔法を使えるようになるらしい。そしてユーベルはラントのことも共感しようとしてどういう人生を歩んできたのか質問するがラントは煙に巻きますが、最初は人を殺すことに躊躇が無いという印象だったユーベルが案外そうではないことを知ってラントも少しユーベルに対して打ち解けます。そうして2人は食事に行きます。

一方デンケン達が目当ての店に行くと、そこにはフリーレン達も居た。また、いつの間にかラントとユーベルもやって来ていた。その店はフリーレンがヒンメル達と80年前に来た時、魔族に奪われた家宝の包丁をヒンメル達に取り戻してもらって感謝しており、料理人は店の味を後世まで伝えるつもりだと言った。そんなことを言ってその味を受け継いだ必ず料理人は爪痕を残そうとして余計なアレンジを加えるものだと言ってフリーレンは相手にしなかったが、ヒンメルはその時は別の美味しい店を探せばいいと言う。それを聞いて料理人がうちの店ほど美味しい店は無いと自信満々に言うのでヒンメルはならば必ずその一番美味しい味を後世に伝えるようにと料理人に約束させた。

それは自分たちが居なくなった後、フリーレンがこの店の美味しい味を堪能出来るようにというヒンメルの気遣いであった。そうした気持ちに感謝していたフリーレンはそのヒンメルの気遣いに応えるために80年ぶりにこの店に来たのです。そうして食べてみたところ、予想に反して店の味は変わってしまっていた。やはり店を受け継いだ料理人は店の味にアレンジを加えてしまっていたのです。しかしフリーレンは満足した。それは料理の味が80年前よりも更に美味しくなっていたからです。ただフリーレンは単に料理が美味しかったから満足したのではない。味は変わっても一番美味い店は美味しさの最高値が更新されただけで同じ店のままであったので、別に美味しい店を探す手間は省けた。それでフリーレンはヒンメルが望んだのは「後世フリーレンに美味しい料理を食べさせたい」ということではなく「後世フリーレンに別の美味しい店を探す手間をかけさせたくない」ということであったことに気付いたのです。80年ぶりにこの店に来たお陰で、また1つヒンメルという人間を知ることが出来た。そのことにフリーレンは満足したのでした。

後半パートは翌日、またフリーレンが寝坊してフェルンがヘソを曲げてしまい、機嫌を直してもらうために3人でお菓子に買いに行く。するとカンネとラヴィーネにバッタリ出会う。ラヴィーネはなんか兄たちに可愛がられているようで、オシャレな服を着せられていて可愛かった。そうしてカンネとラヴィーネも合流して、シュタルクは女の子ばかりで居心地が悪くなりますが、そこにヴィアベルとシャルフがやって来て、臨時の討伐依頼を受けて仲間が要るとか言ってシュタルクは貸し出されてしまう。

そうしてカンネとラヴィーネはフリーレンに一次試験で世話になったお礼としてお菓子をくれますが、フリーレンは自分はお礼をさせるようなことはしてないと遠慮しようとします。でもカンネ達が「フリーレンが居なかったら私たちは第二次試験に進めなかった」と言い「ありがとう」と感謝してくれたのを見て、フリーレンはかつてヒンメルが「僕が人助けするのは、僕のことを覚えておいて欲しいと思うから」と言っていたのを思い出した。その時フリーレンは自分も人々に覚えてもらうことに興味を持ち、「覚えてもらうにはどうしたらいい?」と質問した。それに対するヒンメルの答えが「ほんの少し誰かの人生を変えてあげればいい」であった。そのことを思い出したフリーレンは、自分もカンネ達の人生をほんの少しでも変えてあげることが出来たのかもしれないと思い満足してお菓子を貰い、皆で食べた。お陰でフェルンの機嫌も直りました。

そうして最後に二次試験の通知がやって来て、二次試験の試験官は一級魔法使いのゼンゼだという。ラヴィーネの言うにはゼンゼが試験管を務めた過去の試験は合格者ゼロだという。なかなか難儀なことになりそうな二次試験ですが、今回はここまでで終わり、次回からいよいよ二次試験が始まりそうですね。

 

 

最弱テイマーはゴミ拾いの旅を始めました。

第5話を観ました。

今回はまずアイビーが森の中で巨大なクロヒョウみたいな魔物が怪我で死にかけているのを見つけて可哀想に思って撫でてやるとソラがその魔物の身体を包み込んで怪我を治して、それでその魔物がアイビーの友達になってくれて、アイビーはその魔物に「シエル」という名前を付けて一緒に行動するようになります。

だが次の目的地のラトメ村に近づくとシエルが他人に見られるとマズいと思っていると、シエルはアイビーから離れて森に隠れてくれました。そうしてアイビーがラトメ村の城門を通ろうとすると怖そうな門番の人に親切にしてもらって通してもらえました。見た目は怖いけど優しい人みたいでした。冒険者の広場で寝泊まりするために行くと、テントがあった方が便利だと思い、前の村で情報料を使ってテントを買おうと思って市場に行くとさっきの門番がテントを安く買える店を紹介してくれた。

それで良いテントを買えて冒険者広場でテントを張って初めて自分の家が出来たと喜びますが、他の冒険者の悪い奴らがアイビーのテントを横取りしようとしてくる。だが広場の管理人が割って入ってきて助けてくれて悪い冒険者を罰してくれる。この管理人も最初の門番もみんなラトメ村の自警団の人達だったみたいで、みんなアイビーに親切にしてくれました。

こんなふうに初めてアイビーに親切にしてくれる頼りになりそうな大人たちが現れて、少しムードが明るくなってきましたけど、ストーリー的に面白くなったというわけでもなく、相変わらず前世の自分と喋るシーンが独り言みたいで気持ち悪いし、残り話数的にあまり今後も盛り上がってくるようにも思えないので、今回で視聴は切らせていただきたいと思います。

 

 

魔女と野獣

第5話を観ました。

今回は死霊魔術のお話の後編でした。犯人の死霊術者は火事で全身が焼けただれた姿で死んだ自分の恋人を綺麗な体でアンデッド化するために多くの人間をアンデッド化して身体のパーツを集めていたというのが事件の真相でした。そして犯人はファノーラの美しい身体を手に入れようとしますが、実はファノーラは魔女であり、犯人が繰り出したアンデッド達は全滅させられる。それで犯人は必死で逃げますが、殺したはずのヨハンによって捕らわれる。実はヨハンは元からファノーラによって復活させられたアンデッドであり、しかも魔女のアンデッドだったので、肉体が殺されても動くことが出来たのでした。そうして犯人はファノーラによってアンデッド化されて、ファノーラの奴隷として自分の作ったアンデッド達を永遠にメンテナンスさせられることになった。まぁそういう感じのお話だったんですが、ちょっとこの作品やっぱり暗くてグロくて苦手なんですよね。面白いところもあるんだけど、どうしても嗜好に合わない。ストーリー面で期待が高ければ我慢出来るレベルなんですが、このペースではどうせこういう事件を何編かやって1クール終わりで、物語が大きく動くこともなさそうだし、今回で視聴を切らせていただいていいんじゃないかと思います。

 

 

治癒魔法の間違った使い方

第6話を観ました。

今回はいよいよ魔王軍との戦いが迫ってきたというお話。リングルの森から帰還してきたウサトとスズネは国王に謁見しますが、国王のもとには魔王軍が動き出してきたらしいという報告が入ります。それで国王はローズに魔王軍の動向を偵察するよう頼み、更に戦闘部隊への復帰を求めるが、ローズはかつての部下たちが死んだことを引きずっているらしく、国王の復帰の頼みを拒否する。だから自分は命を救う救命団を作ったのだと言い、ローズは更に「死なない部下」である理想の治癒魔法師を作ることが目的だと言う。そして、それこそがウサトなのだと言います。

そんなことは知らないウサトは魔王軍の動きも知ることはなく呑気にスズネやカズキやセリア王女と話をしたりしていて、スズネはすっかりウサトにヨゴレ扱いをされてしまったりしてます。セリア王女はカズキのことが好きみたいで、カズキに呼び捨てで呼んでもらいたがっていて、カズキも次からそうすると約束したりします。

そしてローズは偵察ついでに魔王軍の建設中の橋を丸太で壊したりして魔王軍の侵攻をいくらか先延ばしさせますが、魔王軍の侵攻が始まるのはいずれにせよ時間の問題と分かりました。その頃ウサトは先輩救命団員のオルガとウルルの兄妹の診療所にローズからの手紙を渡すために訪ねていて、オルガの診療を見てその治癒魔法師としての実力の高さに目を見張ります。

ただオルガとウルルは治癒魔法師としての実力も経験も豊富ではあるが、ローズの訓練についていけなかったようで、戦場を駆け回るのは不得手みたいです。かつてのローズは今よりもかなり必死で訓練していたようで、それで2人は怖くてついて行けなくなってしまったようですが、今のローズはずいぶん丸くなったように見えるらしい。それがおそらくウサトという逸材に巡り合えたからなのでしょうけど当のウサトは気付いていないようです。

そこに複数の怪我人が発生したという急患の報せが入ってウサトもオルガ達の診療を手伝うこととなり、ウサトは初めて重大な怪我の治療に携わることになる。そうして戦場に出た時にこういうことをやらなければいけないというプレッシャーを感じるウサトであったが、オルガに「ただ出来ると信じればいい」と諭されて、自分自身を信じようと思い治療をやり遂げる。

そうしてウサトはまたオルガの診療所を手伝うという約束をして帰っていくが、実はローズからオルガへの手紙は戦場への招集の報せであった。魔王軍の侵攻が始まるのでオルガもウルルも戦場で治癒魔法師として働くようにという報せを受けて、2人は気を引き締めます。オルガは従軍の経験はあるがウルルには従軍の経験は無いらしい。そしてウサトももちろん初めての従軍ということになるのだが、オルガの診療所からの帰り道、ウサトは謎の獣人の少女に出会い、未来の戦場の不吉なビジョンを見せられる。それは黒い騎士によってカズキやスズネなど多くの王国軍の兵士たちが傷つき倒されているというものであった。少女はその未来をウサトなら変えられると謎めいたことを言って去っていった。そういうところで今回は終わり、次回はいよいよ魔王軍との戦いが始まりそうですが、その前にこの謎の獣人少女の話があるのかもしれませんね。