2023冬アニメ 2月3日視聴分 | アニメ視聴日記

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日々視聴しているアニメについてあれこれ

2023年冬アニメのうち、2月2日深夜に録画して2月3日に視聴した作品は以下の3タイトルでした。

 

 

スパイ教室

この作品は前回で視聴を切ったということになってますが、一応観るだけは観てます。正確にはいちいちレビューする労力を払いたくないし順位を考える労力も払いたくないという感じなわけですが、一応は観てますので思ったところがあれば何か書きますし順位も動きます。それで今回の第5話ですが、酷かったですね。てっきり3話が底だと思ってたんですが、その下があるとは正直驚きました。なんかアニオリの話だったみたいですが、全く不要な話でしたね。キャラ掘り下げでもやるのかと思ったんですが、キャラを絞り切れず総花的で全てが中途半端。ギャグもスベリまくりだし。どれか1つの話に絞ればまだマシだったと思うんだが、謎のダイジェスト感。そもそも結末が分かり切った不可能任務前の話をいつまでやるつもりなのか。マジでこの作品が何をしたいのか分からない。オチも無い話でとりあえずキャラだけ見せておこうってところですかね。結局ただの萌えアニメだったのか。まぁハードル下げまくってもう何の期待もしないで観てる人には案外面白く感じるのかもしれないけど、私はあそこまで酷い序盤を見せられてそこまで寛容な気持ちでは見れないですね。基本的にもうファンしか観てないだろうから案外絶賛回になるかもしれんけど。

もともと期待作だったから多少は視聴を切る宣言をしたことを後悔するのを覚悟して観たんですけど、微塵も後悔しなかった。ここまでのアニメ化失敗作は珍しいんじゃないでしょうか。まぁ原作を知らないからアニメ化に失敗したのかもともとダメなのかは分かりませんけど、少なくともこのアニオリ回がこれまでで一番つまらなかったのは間違いない。1話はまぁ普通で、2話はダメだったが個別には良いシーンもあった。3話は酷かったけど、あれは原作改変の影響であって話自体はマトモだったし、4話は順序入れ替えたせいで無意味化しただけで単体の話としては観れるレベルだった。しかしこの5話はそもそもつまらない。そう考えると原作自体はまだマトモなのかなと思います。現状この作品より下位の作品のうち「ろうきん」は観てないから最下位確定だけど「冰剣」と「のんびり農家」は一応まだ観てるから、もしかしたらこれら作品との兼ね合いで更に順位が下がるかもしれないですね。

 

 

REVENGER

第5話を観ました。

今回は鳰がメインの話だったんですが、なんとも暗いお話でした。暗殺対象は見世物小屋の主人なんですが、鳰はもともとここで飼われてたっぽい。鳰は両性具有みたいなんですが、この設定がまず気持ち悪い。そして見世物小屋の店主がすごく気持ち悪い。店主は鳰を取り戻そうとするんだが、それが嫌なので鳰は見世物小屋に捕らわれた子供を依頼人に仕立てて主人を殺すように仕向けるという反則技を使う。これには利便事屋の仲間もドン引き。なんとも後味の悪い話でした。そもそも暗いムードの作品ですから、こういう後味の悪さも持ち味なんでしょうけど、とにかく全体的に気持ち悪い話でした。話自体の出来は別に悪くないんですけどね。観てて楽しくはなかったですね。ただ、今回は見世物小屋の怪人みたいな連中とのバトルになって、これは普段の一方的な暗殺とはちょっと趣が違っていてアクションは面白かったですね。

なんだか今回だけじゃなくて、どんどん暗い話になっていきそうで、ちょっと最終話まで観る意欲が続くか微妙な気がしてきてるんですが、現状はすぐに視聴を切ろうと思うほど出来が悪いわけでもなく、じわじわ評価が下がっていってるという感じ。まぁあと数話ぐらい様子見というところでしょうか。

 

 

英雄王、武を極めるため転生す

第4話を観ました。

今回はハイランダーのセイリーンが治める領地でのお話の続きで、叛乱した騎士たちの中にハイラルメナスの女システィアを見つけてイングリスが大喜びで戦ったりします。ここでシスティアが鉄血鎖軍団の一員と判明し、イングリスの力を認めたシスティアが共にハイランダーから地上を守ろうと言って誘うけど、イングリスが「私は大義に興味が無い」と答え、システィアが「大義なき力に何の意味がある?」と怒ると、イングリスが「私が楽しい!」と返すところが笑った。イングリスの言ってることが主人公にあるまじき、ほぼ悪役のセリフで笑える。

そんなイカレた戦闘狂のクセにシスティアがラフィを人質にとると、イングリスはあっさり戦いを止めてシスティアが逃走するのを見逃す。でも別れ際に「次ラフィに危害を加えようとするなら殺す」とドスを効かせる。そういうところもブレないですね。鉄血鎖軍団のやってることは確かに大義はあるんですが、大義のためには邪悪なこともするわけで、イングリスは大義は無いんですが強者以外には決して危害を加えるようなことはしない。ただ、大まかなところはラフィに方針を丸投げしていて、その範囲内で強い相手と出来るだけ戦うというスタンス。

一方セイリーンはイングリスとラフィにハイランドの秘密を教えてくれて、ハイランドが魔法陣で地上の土地そのものを奪っており、セイリーンはそれに罪悪感を覚えていてそれを阻止したいと言い、自分を斬ってくれてもいいと言う。それでラフィがセイリーンに協力すると言うのでイングリスもその方針に従うのだが、セイリーンは鉄血鎖軍団によって魔石獣に変えられてしまう。イングリスはセイリーンを止めようとするが、そこにシスティアと鉄血鎖軍団のリーダーが現れてセイリーンを倒そうとして、イングリスと戦うことになる。リーダーはものすごく強くてイングリスは喜ぶが、さすがに緊急事態なのでリーダーと戦うよりもセイリーンを止めることを優先しようとする。一方リーダーやシスティアもセイリーンの暴走から人々を守る方を優先したりして、どっちが正義かよく分からん状態で、意識を辛うじて取り戻したセイリーンが人々を守るために自害しようとするのをイングリスが止めて、結局イングリスがセイリーンを止めるのを鉄血鎖軍団が見逃すかわりに、イングリスは鉄血鎖軍団が魔法陣を破壊するのを止めないという取引が成立し、イングリスはセイリーンを止め、リーダーの能力でセイリーンは小人みたいに小さくなってイングリスのペットみたいになって胸の谷間で飼われてしまうことになりました。そしてイングリス達は旅立って王都に向かう。

まぁこういう感じで、すごく面白いというわけでもないんですが、先が読めない感じの話です。イングリスのキャラがやはり良いのでストレスをあまり感じずに楽しめるという状況ですね。