その姿勢、顧客セカンドになってませんか

 

今日の記事は、一見すると、安易な担当さんsageに読めてしまいます。

 

でもこれは個人の問題ではなくてやっぱり会社の理念、方針がそうなんだろうし、

 

もしかすると小林住宅だけでなくて建築業界全体がそうなのかもしれません。

 

どういう立ち位置で書けばいいか悩みながら、数日かけて書いてきました。

 

 

この冒頭の4行についても、3回書き直してこうなりました。

 

あまりうまく書けないので申し訳ないのですが、

 

単純な担当さんsageとして受け取らないで頂けると有難いです。

 

 

本日も例によってアルコールの力を借りてキーボードを爪弾いて参ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

外構計画の一つとして、当初、オワコンを敷設することを企んでいました。

 

なぜオワコンを敷設しようと思ったのかについては、過去の記事

 

 

こちらを参照して頂ければある程度お分かり頂けるかと思います。

 

 

雑草対策であれば土の掘り下げはオワコンの厚み分、5センチほどで良いそうで、

 

駐車場としてであれば、耐荷重を加味して10センチもあれば十分とのことでした。

 

情報源は庭ファンとかいうゆーちゅーばーの動画です。

 

 

そこで駐車スペースは10センチ、それ以外の周囲は5センチ掘り下げることにして、

 

土の掘り下げを外構業者で見積を取ったところ思ったより高額で、

 

試しに解体業者で見積を取ってみたら半額くらいだったので、

 

解体業者に土の掘り下げを依頼することにしました。

 

そのあたりの話にご興味があればこの過去記事をご参照ください。

 

 

この土の掘り下げに関しては、逐一担当さんにメール及び電話で確認していますが、

 

5~10センチの掘り下げについて、担当さんから特に物言いはありませんでした。

 

これが1月から3月上旬にかけての話です。

 

 

風向きが変わったのは3月下旬、外構業者にオワコン敷設をお願いしたところ

 

悉く断られてしまい、土間コンにせざるを得ない状況になってしまいました。

 

詳細は下の過去記事をご覧頂けると多少の助けにはなるかもしれません。

 

 

土間コンを敷設するとなると、コンクリの下地には鉄筋を組む必要があり、

 

更にその下には砕石層を敷く必要があるため、土の掘り下げは10センチでは足らず、

 

その倍の20センチは掘り下げなければなりません。

 

すぐに担当さんにメールで問い合わせをしました。

 

 

「オワコンは無理だったので土間コンを敷くことになるのですが、

 

 そのためには土を20センチは掘り下げなければなりません。

 

 外構業者にやらせると高くつくので、出来れば解体工事のついでに

 

 解体業者に土の処分をしてもらいたいと思っています。

 

 しかし20センチも掘り下げてしまって、家の建築に支障はないでしょうか」

 

 

3月27日の晩に送信して、直後に設計士さんと情報共有して回答する旨、

 

返信がありました。夜遅くまで御対応頂きありがとうございます。


が、それから約1ヶ月、担当さんから回答がありませんでしたので、

 

4月23日に再度同じ内容のメールを送信しています。

 

契約前の担当さんの、あの俊敏な対応を当然のように想定していたので、

 

釣った魚に餌をやらないような、蔑ろにされている気がしたことを覚えています。

 

 

営業マンはどこもそんなもんだよと言われるかもしれませんが、

 

小林住宅は家の引き渡し後もトラブル対応の窓口はその担当さんが担うはずなので、

 

家を売りつけるだけが仕事ではないはずです。

 

にもかかわらず、契約した途端にこの対応の遅さ、つまるところ、

 

寄り添い感の無さが今日の記事の主題になります。

 

 

その翌日に電話があり、自宅にお越し頂いて打ち合わせすることになりました。

 

 

 

5月の初め、設計士さんと担当さんが自宅にいらっしゃって、

 

土の掘り下げについて話をしました。

 

設計士さんが言うには、駐車場として設けるスペースにトラックを入れるため、

 

道路からいきなり20センチも掘り下げられるとさすがに都合が悪いですが、

 

トラックが出入りできるような傾斜をつけておけるならば、

 

20センチ掘り下げても問題はない、とのことでした。

 

 

設計士さんのお墨付きを頂いたことで、安心して解体業者に依頼したのですが、

 

6月下旬、解体状況の確認に現地を訪れてみたところ、

 

駐車スペースの傾斜が、思ったより緩やかなことが気になりました。

 

 

現場の状況は、上の絵のようになっていたのですが、

 

私の思惑としては、下の絵のような感じでした。

 

 

その理由はもう明白に、出来るだけ多くの土を処分しておきたいからです。

 

 

ここで最も気にすべきは、道路からの傾斜の角度です。

 

傾斜の目的はトラックが出入りするためですから、

 

もちろん急斜面にするわけにはいきません。

 

ですが、より多くの土を処分しておいてほしいので、出来る限り攻めたところで

 

折り合いを付けてほしいというのが、お金を節約したい私の思惑です。

 

 

これについても当然、担当さんに電話で問い合わせをしました。

 

「駐車スペースを掘り下げる際に、傾斜をつければよいという話でしたが、

 

 傾斜の角度はどのくらいまでが許容範囲でしょうか」

 

合わせて、今の現場の状況や私の思惑などもすべて説明しています。

 

 

それに対する担当さんの回答は、下記3点でした。

 

1、実際の現場の状況を見てみないことには何とも言えない。

 

2、建築の際には、周囲に足場を立てたりもするのでその兼ね合いもある。

 

3、トラックの出入りについては、実際に作業をされる解体業者の方が詳しいかも。

 

 

実際に見てみないとわからないだなんて、歴史でなく経験に学ぶ愚者の言い草ですが

 

ここでも寄り添い感の無さ

 

そこはかとない頼りなさを感じたことを覚えています。

 

小林住宅では平坦な土地でしか建築経験はないのでしょうかね。

 

或いは周囲を掘り下げたいと言ってきた施主は他にいなかったのでしょうかね。

 

実際に見てみないとわからないって、結果的にその傾斜角が急過ぎた場合、

 

どうするつもりなのでしょうか。

 

どこかから土を調達してきて埋めろとでも言うつもりなのでしょうか。

 

 

経験に学ぶタイプなら先のことは何も考えないんだろうなぁと思いつつ、

 

解体業者の方が詳しいということなので、そちらの意見に従うことにしました。

 

 

で、最終的にこうなりました。

 

駐車スペース

 

奥に向かって傾斜を付けた形です。

 

トラックが出入りするのに無理のない角度を優先すると、私の案は却下されました。

 

それ以外の周囲

 

 

 

6月で解体工事が終わったことを受けて、7月上旬に地盤調査が行われ、

 

その結果が7月半ばに出たということで担当さんから電話がありましたが、

 

地盤改良の必要あり、という残念な結果がもたらされました。

 

軟弱な地下にコンクリートの杭を流し込むような基礎補強工事をするとのことで、

 

100万円の追加費用が計上されることになったのですが、それよりも何よりも、

 

その時担当さんは、聞き捨てならないことを口走ったのです。

 

「工事の足場を組む際に、

 

 今のように掘り下げてあると立て難い

 

 ということで、埋め戻さなければならないんですが、

 

 ちょうど基礎補強工事で土が出ますので、その土で埋め合わせることで、

 

 追加費用が出ない形にさせてもらいます」

 

 

…(゚Д゚)ハァ?

 

 

まじで耳を疑いました。

 

いや、だから聞いたやん? あれ、どういうこと?

 

何回もやり取りしたやん? あれ、なんやったん?

 

 

あ、違う違う。たぶん、そうじゃない。担当さんに限って、

 

いや小林住宅に限って、きっとそうじゃない。

 

一時的に埋めるよってだけで、家を建て終わったらまた掘り下げてくれるんやろ?

 

追加費用が出ない形にさせてもらう? いや、その意味は分からんけど、

 

さすがに何回も確認したのを棚に上げて厚顔無恥にもほどがあるわな?

 

そう思って、その時の電話では「そうですか」と返答したように思います。

 

 

その後7月中は何も動きがなく、8月に入る頃になって基礎補強工事が始まりました。

 

下は8月2日の写真ですが、土地のあちこちに流し込まれた跡が散見されます。


 

 

この2枚目の写真の場所は、土間コン用に掘り下げていた、

 

この場所です。

 

すっかり埋め戻されて、さらに盛り上げられてもいます。

 

 

先述した通り、外構計画としてオワコンの敷設を考えた当初から、

 

土の掘り下げをどうするかを悩み、相談しながら、半年間進めてきました。

 

その結果がまさに水泡の徒労として見せつけられた気がして、

 

さすがに心配になったので担当さんにメールを送りました。

 

 

「現場を見に行きましたが、掘り下げていた箇所が埋め戻されていました。

 

 掘り下げる件については実行前に予め何度か相談していますが、

 

 足場を立てるスペースがどれだけ必要だとか、

 

 基礎補強工事で土が出たら埋め戻しに使われるだとか、

 

 一切の助言はありませんでした。

 

 掘り下げるために追加で支払った10数万円が無駄金にならないよう、

 

 後で元通りにしてくださいね」

 

 

その翌日だったか、担当さんから電話がありましたが、話の内容は前回と同じで、

 

足場のために埋め戻さなければならない、の一点張りでしたので、

 

イラッ(°ㅂ°ꐦ)とした私はさすがに不満を訴えました。

 

 

足場を組むのに必要だなんて家を建てる立場なら周知のはずで、

 

それであれば何度も相談している中で掘り下げを止めるべきで、

 

実際に見てみないとわからない」とかいう

 

返答が出てくるのはおかしい

 

もっと親身になって相談に乗ってくれるべきではなかったのかと。

 

 

そこまで言ってようやく、「何とか出来るよう検討します」ということで

 

今は保留の状態です。

 

 

小林住宅はハウスメーカーなので、外構分野には疎いとか言うかもしれませんが、

 

顧客が「こうしたいんだけど、やっても支障はないか」と確認したことに対して、

 

「実際にやってみた結果を見ないことには判断できません」などと

 

想像力皆無な返答に終始して、実際にやってみた結果、

 

「これじゃ足場が立てられないので元に戻しまーす(・ω<) てへぺろ」は

 

あまりにも顧客を蔑ろにしているとしか思えません。

 

どういうつもりで私の相談を聞いていたのか、首を傾げるばかりです。

 

 

出方次第では2回目の会社110番をしようと思っています。

 

会社110番というのは、小林住宅がトラブル解決お悩み解消のために設けている、

 

電話相談サービスですが、既に私は1回、110番しています。

 

それは基礎工事の終わった9月上旬の話ですので、またそのうち書きます。

 

 

 

まぁ、最終的に文句の無いように決着してくれれば何の問題もないわけで、

 

期待して今後の展開を見守ります。

 

 

ここまでお読み頂き、ありがとうございました。