意味もなく、条件にある数値を組み合わせて式をつくり、答えを出す。
私のところに来る理系が苦手な生徒のほとんどは、このような状態です。
「どうしてこうなるの?」
「そう習ったから」
「かけざんしたから」
「80+120=200だから」
「・・・・・・(無言)」
要するに理由はないのです。
千葉市 小6Aさんの初回指導時のノートです。
何を考えているのか?
何をやりたいのか?
伝わりません。
このような学習を何時間しても、成績は伴わないでしょう。
Aさん、目標に向けて努力していないわけではありません。
でも、思考が伴っているか? 先を見て行動しているかどうか? は、残念ながらNOです。
その後10日ほど経過。私の指導を4回ほど受けました。
指導で重視したのは、
・復習の正確性(復習の進め方の指導)
・先を見て行動すること
・相手にわかるように記述すること
・条件を(相手言い分を)飛ばさず、条件整理すること
です。
で、↓↓今日の指導です。
Aさんが自分で解いた後です。
激変しました。
でもこれは、中学入試指導をする入り口に過ぎません。
これは出来て当たり前のことなのです。
この当たり前が指導できない講師が多すぎるのです。
と、私は思います。
勘で解く から、思考して解く
もっと言えば、
幼児の思考 から、先を見て動く大人の思考
にちょっとずつ変化した ということです。
何度も書いてきましたが、私、暗記が嫌いです。
中学入試学習は、思考力にあります。
先を見て考えられる。
中学入試をすることで得られる、最大の恩恵です。
この先ずっと必要になる・・・そんな貴重な思考力を得る、この時期の経験としてほしいと思っています。
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