このブログでは、
築古マンションでも
「いいマンション」は
多数存在することを
お伝えしています。
今日は、僕が訪問したエリアで
最も古いマンションの
見た目年齢を判定する企画
「分マン遺産探訪」の
第91回目をお伝えします。
僕は、自分が良いと思えない
モノを売ることができず、
大卒から8年で
5回の転職、2回のリストラを
経験しました。
自分が「良いもの」だと
思えないものは提供できない
と分かったのです。
その経験から、僕自身が
良い家と思える
「自分が住みたい家」のみを
貸す大家になったヨコちゃんこと
分譲マンションコレクターの横山顕吾です。
またの名を
お金がなくても
資産家に導く
ノウハウ伝道師!
です。
僕の賃貸経営のミッションは、
賃貸ライフを分譲ライフに!
借主に所有者同様の
マンションライフをご提供!
です。
本日は、毎日ブログ477日目です。
「分マン遺産探訪」の目的は、
マンションを買いたい人が
自分で調査できるようになり、
買った後で後悔しないように
なることです。
今回の分マン遺産探訪は
東京都渋谷区です。
東京都渋谷区の
最も古い分譲マンションを
訪問しました。
その分譲マンションは・・・
代官山コーポラスです!
代官山コーポラスは
1957年6月築ですので、
築64年9カ月です。
代官山コーポラスの全体像です。
5階建て40戸のマンションです。
まず、外壁の状況です。
正面側の外壁です。
塗装仕上げです。
色が変色して劣化現象が
みられます。
裏側の外壁です。
足場がかかっています。
大規模修繕が始まるのか
と思ったのですが・・・
耐震改修工事でした!
塗装仕上げで、
問題ありません。
離れてみてみましょう!
これから大工事が
始まるようです。
耐震補強工事です。
耐震改修工事については、
こちらのブログで・・・
ということで、今回は
「耐震基準」について
お伝えします。
側面の外壁は
特に大きな問題は
ありません。
したがって、
メイン工事は
耐震改修で
間違いありません。
マンション内に入ります。
廊下です。
塩ビシート仕上げです。
きれいです。
ろう下の天井には
ひび割れと、
白華(はっか)という
劣化現象がありました。
階段です。
塗装仕上げです。
劣化しています。
玄関扉は
交換されている部屋と
交換されていない部屋が
ありました。
消防設備を見てみましょう。
まず、非常警報設備です。
消火栓の扉を
開けてみましょう。
消防ホースも
交換されています。
消火器も
交換されています。
ということで・・・
実年齢 64歳
見た目年齢 58歳
です!
ここからは、
「代官山コーポラスの
建物点検ワンポイント講座」
です!
今回取り上げる点検ポイントは
耐震基準です!
耐震基準には
①旧耐震基準
②新耐震基準
があります。
旧耐震基準は、
1981年5月までに
建築確認を出している
建物です。
新耐震基準は、
1981年6月以降に
建築確認を出している
建物です。
建築確認とは、
設計図と思ってください。
1981年6月から
建物の設計基準が
上がりました。
したがって、
1981年5月までの建物は
耐震性能が低く、
1981年6月以降の建物は
耐震性能が高い
ということになります。
代官山コーポラスは
1957年築です。
完全に旧耐震基準です。
そのため、今回
耐震改修工事をして
耐震性能を
アップしようと
しているのです。
以上が、
「代官山コーポラスの
建物点検ワンポイント講座」
でした!
「建物が古い」という理由で、
「大丈夫なの」と思われる方が
多くいます。
築年数は関係なく、
「建物管理の状態が重要!」
ということをお伝えしています。
ただし、重要なのは
人間と同じで
見た目年齢より、
健康年齢です。
実際にマンションを買う時には
健康年齢を調査することが
重要です!
ちなみに、
健康年齢の調査法が
ブログタイトルの「3S分析」です。
なお、今まで訪問した
築古分譲マンションを
まとめたものはこちら・・・
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不労所得を目指すのではなく、
自ら学んで、自ら賃貸経営を
したい方からの
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では、また明日!