えー、こんばんわー

2本目です


2本目、書くか悩んだけど

まあボチボチ書いていければいいかなあと


後から消したらごめんなさい



まずは好きなとこからいきましょう。


まず、ストーリーが好きです。脚本?台本?なのかな。破沙羅と月光かりの如くと今回の十字星の奇跡(LUXEはあんまりストーリーどどーんではないので対象外)の中では一番好き。

なんというか物語としてわかりやすいし、届けたいテーマもダイレクトだし。起承転結がはっきりしてた。なので、物語の筋書きとしては一度見ただけでもかなりくっきり理解できるじゃないかなと思います。


これ銀河鉄道の夜としてジョバンニとかカンパネルラとかの名前にしてないのと、現代風アレンジってしたことで、いつものトンチキ感が薄れてきちんとしたドラマになってたような気がします。

いやまあ、氷艶といえば有無を言わさずゴージャスと見た目と雰囲気で

「あ、そうなの?そうかも?そうだよね」って押し倒す力技で話を通すので、それはそれでありなんですが。

とにかくストーリーはシンプルでわかりやすかった。ステファンがそう言ってたくらいだからそこは間違い無いと思う。

昨今はわかりやすい作品ってのが好まれる傾向にあるそうなので、チョイス的にはgj


そこに付け加えて私が想定してたのよりうんと銀河鉄道の夜だったこと。

最初に聞いた時は下手したら「銀河鉄道」しか使わない内容で、大輔さんが鉄朗か?(衣装がそれっぽかったから)などと思ったりしてました。(実際の立ち位置は鉄朗ではなくメーテルだったが)。

初日の後の江原さんのインスタライブでキャストが「本当の幸い」と言ってたり、りんごだったり鳥だったり、タイタニックの代わりに震災をオマージュした内容が入ってたりというのが伝わってきてたので、案外銀河鉄道の夜なんだな…って思ってたら冒頭が思い切りよく銀河鉄道の夜だった。

なんか、そこがすごく良かった。私昔読んだきりなんだけど、なんか好きだったから嬉しい。


因みに、氷艶って日本文化をモチーフにしてるっぽい催しなので、今回は日本文学とJ-POPねって呟いてる方がいらして、ナルホド( ・ω・)っておもった。時代劇とは一言も書いてないのよね。うん。


あと、歌と劇成分が多すぎると言われる方もいたけどそこはあんまり気にならなくて、むしろ大輔さんが前半は人間臭い風間カケルさんを演じてて、後半は妖精のように下界のしがらみから抜けたカケルさんを演じ分けてる部分が際立ってて、その化け物感が存分に発揮されてて最高だった。

妖精だったよね、後半のカケル。なんというか軽やかでふんわりしてて、やる時はやるし、自由気まま。おそらくカケルという人間の生きていた時のしがらみを落としてむき出しの魂だけの存在が後半のカケルで、そりゃーあれが本質なら惚れるわー🥰


妖精かな

ちなみにラインダンスで足がかなり上がっててアイスダンスの経験値の威力を感じました( ;∀;)


前半だってかなだいの素敵ダンスシーンもあったしそんなにスケート成分少なくないと思うけどなあ。

私、かなだいのダンスを見て、大輔さんが組んで踊る技術を習得する必要性を実感した意味がものすごく伝わってきて感激しましたよ。

あのリプちゃんの周りをクルクル回ることしか出来なかった光源氏様は、今回はきちんと2人でデュエットすることで男女の愛情の表現をして見せたわけですから。

やっぱりシングル同士の2人の表現ってそこでなんとなく、あ、そっか、2人シングルだよなって現実に戻されちゃうので、組んで踊るのマジで大事だと思う。物語の表現が破綻しないってこととても重要。

そして、前半の重たいドラマをひっぱる大野さんの歌唱力。強い、もう愛が重たいトキオさんの感情が横浜アリーナに響き渡ってて、いや本当に代役大野さんがついてくれて本当に良かった。マジで良かった。泣くかと思った。

てか、このボリュームのこの役降板したい役者さんの理由って何だろね😕


あとゆずの楽曲も。正直最初に聞いた時も後からいろんなキャストとか見た後も

ゆずかあ、ゆずにそんなに予算使わなくても…とか思ったりしてたんですが、思ってた以上にピッタリ合わさってて

氷艶十字星の奇跡で亞門さんがやりたかったのはコレというか、このアイデアがあったからやりたかったんだろーなーと思いました。

abaのマンマ・ミーアのようと書いてる方もいたし、新開誠のRADの立ち位置的に一つの物語を一つのアーティストの楽曲で作り上げるというのをやりたかったんだろうなあと。そんで、新しく作るのは時間も予算もないから、既存の曲でいけそうなバラエティのあるアーティストさんで、ゆずさんだったんだろーなーと思いました。

そこはまあ、後で色々言いたいこともあるんですが、とりあえずここでは楽曲の良さに拍手。


今回はアンサンブルをほぼスケーターで組んだので、全体的にスピード感のある群舞が展開されてたのも良かった。これは滑走屋メンバーがかなり多かったのも関係してるかも。そんな中みんながスケーター枠だと思ってた吉川さんが僕はスケーター枠じゃないです😂ってインスタで言っててびっくり( ;∀;)ご、ごめんね、完全にスケーターだと思ってた。爆走列車がかなり怖かったそうで、そりゃそーだ😂

ダンスシーンとか少なかったけど、その分スケーターがアンサンブルでも演技しててしかも違和感なくて本当にびっくりした。

なんか、私はスケーターの芝居やセリフ見たいわけじゃないって書いてる人もいたけど、いや氷艶ってその方向に進むよねってわかってたと思うけど、意味わからん文句付だよなって思う。

下手したら次の氷艶スケーターだけで出来るとこまできつつあるからね(^◇^;)


でも、今回俳優さんたちほぼずっとスケート履いてたのもびっくりした。前回は柚希礼音さんとか帝はスパイクシューズ履いてたからね。てか、誰が履いてなくても拓朗さんが履いてても誰も文句言わなかったと思う。大野さんのカッコ悪いじゃんという気持ちからくる努力と献身にスタッフや演者が引っ張って行かれたのは容易に想像できるし、なんというかいい人見つけてこれてマジで良かったと思う。


細かいシーンのあそこが好き、ここが好きはまた別の機会にやろうかなって思ってますが、じゃあ今回私が何がビミョーだと思ったのかを少し。


氷艶2024十字星の奇跡を愛してて批判とか文句とかかけらも受け付けない系の人はここから先は見ない方がいいし、これはあくまでも私の気持ちなので全体的にそれが正しいとか主張する気ないので。



ここからだよー


まず、CGと衣装がビミョーだった件。特にCGは私が真○のbeyondでイケテネエエエエエって思った会社をわざわざ亞門さんがあれに感激して連れてきたという件で不安しかなかったけど的中だった。私がダサいと思ったまんまが再現されてて辛かった。いや、もう、ほんま私の中で氷艶は高橋大輔の携わる最高峰のショー、その昔見たスイスのAOIに匹敵するレベルのゴージャスとハイレベルなダサみのかけらも介在しないものって認識だったのでマジで辛かった( ;∀;)白鳥の星座が羽ばたいだときにはイラっとして物語に集中できませんでした( ;∀;)

モニターは途中から視界からシャットアウトして見た。

なんというか、ここはもうチームラボが良すぎたのでマジでマジで戻して欲しい。たとえ正面だけのモニターにするにしても戻して欲しい( ;∀;)

いや、ほんと辛い。キツイわー。

羽ばたくなよ( ;∀;)


あと衣装はねーうーん、やっぱVogue抜けたの大きかったのかなあ。たとえ現代劇でももう少しやりようがあったのでは。てか、現代劇がもしかしたらあんまり得意じゃなかったのかも。しーちゃんの中東の富豪婦人とかケンタウロスたちとか蠍座のエリアンナさんとかは良かったからなあ。

その一番割くったのは哉中ちゃんだったと思う。マジでビミョーだった( ;∀;)

パーティーのドレスがみんな不評だったけど、その前に着てた浅いピンクの衣装もなんか腕とか太く見えてビミョーだった。哉中ちゃんはもっと綺麗だと思って( ・ω・)


これは好みの話だからね。

あれが好き素晴らしいって人もいると思うし、不快な気持ちにさせてごめんなさい。でもこれ私のブログだから勘弁ね。

前に○○のショーはダサいって書いてめっちゃ怒られたけど、わたしゃ大輔さんのショーでもダサかったらダサいと言いますよ( ;∀;)言うことになるとは思ってなかったけど。

てか、滑走屋があそこまでダサみのかけらもなく作ってんやから、上位ショーである氷艶もそうじゃないとおかしいやろ😂


好き嫌いの話をよそに、空間演出としての話として、横浜アリーナという巨大な箱で劇をする時に、プロジェクションマッピングがあるとないとでは物語の解像度がまったく違うというのがよくわかった。

今回ロングサイドに低めのモニター、正面に大きな画面のLEDだったんだけど、これだとショートサイドしか正面ではないというか、正面感が強すぎる。前回までの氷艶はスタンドで見ても充分物語の理解度が高かったし、それは氷の面を舞台装置にできてたから。いわば、正面のモニターと氷面の二つに背景が組み込まれてて斜めに舞台が設定されていることで、おおきく空間を使っているわけですが、今回はほぼ正面のモニターしかその役目が出来てなかったので、氷の面はあくまでも地面でしかなく、そこに背景がなかったんですよね。おまけに今回上空も使わなかったので、極論を言えば横浜アリーナでやる必要がなかった。


たとえば今回列車の表現を銀色の衣装を着たスケーターの隊列で表現してたのよね。これ複数回見てる人はスッと理解できるけど初見の人何割かは分かんなかったと思う。でもこれがたとえば氷の上に線路とか星座とか過ぎていく景色があったらスピード感と浮遊感はもっと合ったと思う。白鳥座のところも2人が滑ってる空間が銀河だったらどれだけ素敵だっただろう。

てか、飛ぶと思ってたよ、わたし。銀河鉄道。

飛ばないの?って最後まで思ってたよ😂


プロジェクションマッピングは巨大な舞台装置で、スピード感や空間の広がり、場面風景の説明に欠かせないアイテムで、横浜アリーナのどの席でもいま演者がどこにいて何をしてるのかを説明する大切な大道具だと思う。それがなかったことで、初演でピンと来なかった方もいたんではなかろうかと。

で後から人の話を聞いたり、思い返したりしてみて、あーあれはそーいうことを表現していたのねって己の認識を補完したから、その分に割くリソースを感情や表現を理解するのに当てられてたのではないかなーと思うんですよね。


ただ、ここの点に関してはもしかしたらもっと工夫すれば違った表現が合ったのかも知れなかったけど、たとえば上空にドローンで星座飛ばすとか、もっと安価な方法だと氷の面に照明で道筋つけるとか、滑走屋でやってたじゃん( ;∀;)


途中の演出交代からの準備期間を考えておそらく、そこはもう諦めたんだと思うし、ここまでそこを駆使してきた氷艶スタッフがそれを分からないはずがないだろうなと思うので、現行関わった方々の苦労と悔しさを思うと辛い😭

重ねて言うけど、今回から途中から引き継いでくださった菊之丞さんや福士さん、おそらく後から加わった殺陣やアクロバットのメンバーなどを考えるとどことどこを諦めるかってところで、上部空間を諦めたんだろーなということは想像がつくので、私は悔しい。あと少し早く準備できていればなあと思う。


ていうか、そこなんですよね。

そもそも発表された時に私メンバーや空間演出の会社見てすごい疑問だったんですよ。


これ、ほんまにスケートでやる気ある?って。


破沙羅では笑也さん、月光かりでは波岡さんって元々スケートをできる方が俳優サイドにドンといてくれたおかげで、スケートできる俳優さんという枠の方が物語を回していけたんですよね。

でも、今回その枠の方がいない。

福士誠治さんは、ぶっちゃけかなり特殊な例であんな風に短期間でイーグルやらジャンプまで出来てステファンに選手にならない?とか言われる人はそうそういないんですよ(いやまあ、大野さんという人も相当だと思うけど)

なのに、今回はまったく配慮を感じない。おまけに時々俳優陣から上がってくる練習風景がやばい。間に合うのかって感じ。(最後にはみなさんすごく滑ってて脱帽でした)

おまけに高橋大輔とダブル主演のはずの人は私の記憶が確かなら一回くらいしか練習風景に映ってない。なんで?氷艶なのに?染五郎さんはもっと練習してたよ?なんで?

もしかして亞門さん、滑らなければ滑らなくていいよって言ってるの?


実際に十字星の奇跡を見て愕然とした。この役の人があのタイミングで降りたのってもう中止しろって言ってるみたいなもんじゃん( ;∀;)そりゃ、拓ちゃん救世主扱いされるわよ。どんだけ助かったか。ぶっちゃけ亞門さんが降りたより主役の人が降りた方がキツかったやろなって思った。

亞門さん、これ後で陸でもやろうと思ってたんちゃうかなーとか、そんなふうにも思った。

てか、今回大輔さんがお芝居経験してて本当に良かった。お芝居未経験の大輔さんと、スケート未経験な拓ちゃんだったら、流石に無理だっただろう。

大輔さんは出来てなかった、前に戻っちゃったって福士さんに言うてたみたいだけど、おそらく現場のスタッフは影で拝んでたと思うよ。

滑走屋での経験もあって演者を引っ張れる立場の人がスケートも歌もお芝居も出来たのは本当に不幸中の幸いだったと思う。


そもそも、あんだけプロモーションに走り回ってた大輔さんだけど、ほとんど主役の人出てこなかったよね、この役なら出てこないといかんやろ。

氷艶が圧倒的に主役が高橋大輔だったのは月光かりの一回しかないけど、破沙羅はちゃんと染五郎さんたちもプロモーションしてくれてたし、LUXEはあーやが曲まで作ってくれてたし。
少なくても高橋大輔とタメを張るだけのネームバリューがあるミュージカルのスターなら、次の舞台が控えてるから百歩譲ってスケートを履かなくてスパイクシューズ7割とかでもあったかもしれないけど、正直なところお名前も知らなかったし経歴見てもすごいなあって感じでもなかったし、ミュージカル界隈では有名な人なのかと思ったけど友達に聞いても知らん言うてるし、意味がわからなかった。そりゃあ、この方では単独でプロモーションは出来なかっただろうなあと。
でも、あの役だよ?怪我とか健康上の理由での降板ならちゃんとそのように説明しただろうしなあ。なんでなのかなあ。

ぶっちゃけ仲間内ではゆずさんに予算使いすぎたんではないか?とまで言われてた( ;∀;)

なんというか、ずっと拭いきれないチグハグさがあって、予算の配分とかそーゆーものが私が想定してる氷艶と違うところにリソースが割かれてる感がじわじわ滲んでてまじで心配だったら案の定だったし。
そもそも、亞門さんはどこまで氷の上でやるショーであるということに重きをおいてくれてたんだろうか?単なる冷たい板だと思ってたのではないだろうか?
さらに気になってることがあって、CGの会社は仕事してたけど、空間演出舞台美術ビジュアルデザイン(指摘が入りましたので訂正しました。誤解を招く書き方してすいません)の会社仕事してた?ジョジョのミュージカルやってたとこだよね?今回セットらしいセットはほぼなかったし。小道具だって知れてるし、そもそも氷の上でやるものに大掛かりなセットはビミョーだし、月光かりみたく船とか動かしたり雛壇が出てきたりもしなかったし、そのせいで空間はマジで小さかった。
とにかく今回の氷艶は
横浜アリーナで全空間を使うという氷艶の規模感がさっぱり生かされてなくて、大輔さんが滑走屋で散々言ってた小劇場的な作りだったんですよね。
ホワイ?

これ、もっと早い段階でわかってたんじゃないかなあと思うんですけど、なんであそこまでギリギリにならないと方向転換出来なかったんかなあと。
いや、色々なしがらみが合ったんだろうってことは分かるし、ぶっちゃけ出来上がったものがとても良かったんですよね。
上に書いたよーな内容はおそらく制作側も分かってたはずで、そこをあえて切り落として初日に間に合わせたわけで、でも間に合ったのは大野拓朗ってスーパーサブを見つけられたからで、あの方があそこまで頑張ってくれなかったらおそらく幕は開けられなかっただろーなーと。いや、本当は最終兵器は福士誠治さんだったのかなという気はしてるけど( ;∀;)でも、その大野さんの名前出したの大輔さんって、そりゃ山ほど舞台見てるっぽいけど、なんというかそこまで追い詰められてたのヤバくない?
キャストには関係してないって言ってた主演がアイデア出してるってヤバくない?( ;∀;)

ユーシムさん的にはどうだったんだろう。もっと早い段階でこれはまずいぞってならんかったんやろか。いや、まあもしかしたら滑走屋でバタバタしててうっかり亞門さんなら前回もやってくれてるしみたいな感じで油断しちゃったのかなあ( ;∀;)
私は全面的にあの事務所のがんばりにも大輔さんへの愛情も疑ってはいないんだけど、スポンサー集める能力はちょっと弱いというか、今回スポンサー少なかったよね?大丈夫かな。儲け出たんやろか。

てか、これ開催日程も少なからず影響でたよね。いつもより多く横浜アリーナ借りないといけなかったのに四公演しか出来なかったこと、噂を聞いて尻上がりに観客数を伸ばすのがセオリーの氷艶を月、火で閉めさせるスケジューリングとか、絶対分かってたよね?
とかちょっと最近大丈夫か心配というか、もしかして前まで仕切ってた方が変わったのかしらと思ったけど、いてはったみたいだし。

グッズなんて本来なら利益率高いんやからガンガン作ってあれば良かったのにアパレル系なかったのって、もしかしてキャストの名前とか入れてて作り変えられなかったんじゃないかとか。滑走屋の方が種類多かったやん( ;∀;)

もうぶっちゃけ違約金とかどうなってんのかなとか

何回も言うけど、十字星の奇跡まじで内容はめっちゃ良かったし、物語としてすごく良かったし、できればたくさんの人に見てもらいたい素晴らしい作品だったんだよ
でもこれって半分くらい現場のクソ力で押しちゃった感あるよね。前三回までの氷艶ってそんな感じしなかったから、なんというか、まあ
夢の世界は裏方の努力は見せては行けないってのはあると思うんで、そーゆー意味でも何というか今回の未完成度感が強くて惜しかったなあと。

でもなあ、なんというか外部要因でこうなった的な部分も見えて、現場ができる限り全ての力を注いで努力してあそこまで持って行ったの分かってるだけに、文句言えないというか、

いや、マジでお疲れ様でした

としか言えないというか

これもう一回やりませんか?
次は再演の場合色々と削れるやろーからさ( ;∀;)
前3回も再演を望まれても出来なかったけど、今回はもっとよくなるの見えてるからやってほしい。
お願いします( ;∀;)

こんばんわー

前に書いたのいつだったか覚えていない

かんだです。


チワッスニヤリ


あー、すんません

今回めちゃくちゃどう考えていいのか分かんなくて混乱してます😵‍💫


なのでおそらく支離滅裂だし

後から意見変わるかもだし

過去一混乱している氷艶2024


まだ頭の中がまとまってないんですよね


わたしの中で絶賛と失望とがこう螺旋のように絡まっているのです。


なんというか、その

今回の氷艶2024というのは出だしからミョーに不穏な空気感があって、事前の滑走屋があまりにもとんがってスタイリッシュでハイセンスだっただけに

出てくるものがどれもこれも

???

の連続で


ぶっちゃけ

大丈夫か?

という気持ちしかなかったんですよね


そして案の定のあの騒動( ;∀;)

いや、正直言うとね

あ、軌道修正してくれるんだ

ってほっとしましたよ、わたし


ただまあ、完成品を見た時と、演者の遠い目と、奥歯にものの挟まったような色々ありましたー(゚◇゚*)の言葉からして


もっと悪い状況も覚悟してた感ある中で


マンパワーであそこまでのレベルに持って行けちゃう高橋大輔のポテンシャルというか


なんだろう


そうなんだよ

良かったんだよ氷艶2024



おそらくもっと酷いことになるのをギリギリ回避して綱渡りして薄氷を踏む感覚であちこち繋ぎ合わせ、今までのもてる縁を総動員してあそこまで持って行ったんだよ

分かってるんだよ

凄く良かったんだよ


そうなんだよ


氷艶じゃなければ大絶賛だったんだよなあ


乗り切っちゃったんだよ

大輔と仲間たちで( ;∀;)


だからこそ、今までのクオリティを揃えた状態の氷艶でこの作品が見たかったという悔しい気持ちが拭えないというか


まあ、そーゆー気持ちをツラツラ書いてみようかどうしようかな悩んでいます( ・ω・)


続き書かないかもしれませんが

書かないかもしれない

とにかくわたしはまだ混乱してる


でもそーゆーモヤっとした気持ちを置いておいて

普通にきゃっきゃっうふふするとしたら


いやあ

カケル可愛かったねええええええっ


と叫ぶのはやぶさかではないラブ



アクスタはUSMトリオ


初日にお友達に買ってもらっておいたんですよ

滑走屋で懲りたから( ;∀;)

んで、彼女自分で10枚買っててそのうち3枚カケルだった上に、わたしに買ってくれた中にもカケルあったので、てっきりカケル多いんだと思ってたけど、割と最後までカケル探してる人いたから謎です( ・ω・)

トキオを自分で引いて出そうと思ったら完売してた( ;∀;)

いや、今回グッズの数の読みは滑走屋より全然良かった、しかし滑走屋の方がグッズの種類多いとか意味わかんない笑い泣き



コラボスイーツもきめてきたぜ{emoji:004_char3.png.ウインク}

遅くなりましたー(毎回言ってる)

いや、ほんまはもうちょっと早く書くつもりだったんですが、書こうかなって思った日に友野一希くんの超大作が公開されたので、そっちを楽しむので精一杯でした。

 

これ

 

 

 

凄くいいから読んでって書かなくても、私のブログ読んでるような方なら絶対に読んでると思うけど、ありがたい話がいっぱい載ってる。大輔さんの事、こんなに好きでいてくれてありがとう。好き。

 

さて、なんでこんな慌てて記事を書きだしたのかというと、実は佐々木晴也くんのメンシプを登録したのでアーカイブで滑走屋の話を見せてもらおうかと思ったんですが、プログラムの解説というか、コンセプトなどをお話してくれてるらしく、それを見る前に私の感想をここに残して置きたくて、記事を書こうと思ったのでした。
 

いや、ほんまはプログラムはこういう意図をもって作りましたってあんまり興味ないというか、そこは見る人にお任せしますってのがおそらく大輔さんのスタンスだろうと思うので、大輔さんだけの作品なら絶対に出てこないと思うんですが、こういうの出てくるのも面白いなって思います。

なので、答えを見る前に自分なりの独自の解釈をしておこうかと(解釈というより感想)

 

最近はTwitter(エックス)にばっかり書いているので、長い文章の書き方忘れたw

 

(曲目はYouTubeで再生リスト作ってくださった方のものから流用してます。ありがとうございます コチラ→



 

オープニング 5曲詰め合わせから

 

01.  vecna’s grandfather Clock Theme
鐘の音から始まるオープニング。いよいよショーが始まるよって気分が盛り上がります。この曲時計の針の音みたいな感じの音が背景にずっと流れているのですが、それに合わせてスケーターが振り子みたいな動きをして踊ります。が、みんなタイミングが違うんですよ。アイスショーの群舞って合ってなんぼじゃないですか。わざとずらして同じ動作をするってのがまずすごい斬新。違う動きをするはあっても同じ踊りを違うタイミングであちこちでするってのがびっくりです。それもなんかちょっとかわいい感じの。振り子っぽかったりする動きを腕でしたり、体を左右に揺らすことでしたり。とにかく、私はこの動作をする大輔さんが大好きで、これを抜き出してくれたエックスの投稿めっちゃ嬉しかった。


何かが始まる準備をしているような感じ。わくわく感がぐわーって上がってくる大好きなオープニングです。
出てきた瞬間、黒いロングコートに黒いマスクで、性癖をぶっ挿してくるのですが、これを全員(メインスケーターもアンサンブルも男子も女子も)やってて、初見では大輔さんと友野くんと哉中ちゃんと、おかな以外はなかなか見分けがつかなかったんですが、見分ける必要がないくらいみんなかっこいいです。しかし、だれが考えたんや、この格好。
けしからんすぎやろ、好きラブ
一番最初に出てくるの大輔さんなんですがね、いいですねー。最初は座長ですよねー、当たり前ですよねー。いや、ICE EXPLOSIONは違ったからね。そこはやっぱりね。
 

 

02.  Hide and Seek

まあ、滑走屋にカッコ悪いものは一切ないのですが、この群舞がまためっちゃカッコいいです。
最初にブオンって大きな音がして、そこで大輔さんだけ一歩動くんですが、これってカウントで動いているってことですよね。音が出てから動くんじゃないので。
昔LOTFのフラメンコの振り付けの時に、ジェームズさんに「音とカウントとどっちで踊る?」みたく聞かれて、その時迷わず大輔さんは「音」って答えてたけど、おそらく今聞いたら「カウント」って答えるんだろうなって思います。
アイスダンスで、大輔さんはカウントで二人の動きを合わせることを習得したわけで、それはもちろん大人数で踊るときも応用できるわけで、そういう音を取って踊ることではできない表現が滑走屋ではあちこちに利用されているのでした。

あと、これは友野くんと大輔さんが向かい合って対決みたいにして踊るところが何度かあるんですが、この踊りが様式美というか、決闘のための名乗りみたいで
めっちゃカッコいいです。いや、カッコ悪いものは滑走屋には(以下同)
この踊りの時、くるくるって大輔さんが回る軸がまっすぐで、アイスダンスってすげーなって思いました。シングルの子だと割と斜めになりますよね。大輔さん軸がぶれません。あのロングコートの裾長い遠心力をものともせず、くるくるーです。かっこいいです。貴族っぽい動きなので姿勢がよくないと決まりません。ノーブルっ笑い泣き

あと、これは後の方の群舞でもそうなんですが、スケートっておそらくカーブを描くことは得意というか、その技術の取得を突き詰めてる競技だよねって思うんですが、滑走屋は直角に角度を変える仕草を多用します。これはスケートの振付師ではない鈴木ゆまさんの発想なのかなと思いますが、同時に体を一切動かすことなく移動するという動きはスケートに比較できるダンスはないので、非人間的な人形っぽい動きもあって、おそらくダンス畑の人からみてもすごく新鮮な動きなんじゃないかなと思いました。(ながっ)

 

 

03.  Frioso
じつはここの踊りの時におそらく外したマスクをコートのポケットに入れるわけですが、4公演見たうちの一回で、何やらコートをむぎゅって押し込むみたいな動作をしていたことがあり、後であれはマスクをコートのぽっけに入れている動作だと判明しました。(Twitterって偉大)。なんかどっかのダーツでも調整したら裾の広がりが変わるのかと思った。(裾職人大輔さんといえどもそんなギミックは衣装につけてなかった模様)
まあ、蛇足な話は置いておいて、ここで割とようやく一緒に踊る群舞っぽいのが出ます。大輔さんのバタフライ大好物。スケートって1歩で動ける距離が他の舞踊とはけた違いなので、動きが大胆なんですよね。そういう意味でスケートとダンスのいいところどりの群舞です。女子で締めなところもかっこいいです。

 

 

04.  Blood Tears
最初にうぎゃーって歓声上がったのがこれじゃないだろうか。
櫛田くんを筆頭にリンクの真ん中を前むいてぐるぐるっとものすごいスピードで回るところから始まります。ショートトラックみたいな感じだけど上体起きているので、ボリューム感あってかっこいいです。黒いロングコートが流れるのでスピード感倍増しです。こけないかひやひやしましたが、9公演中1度もこけなかったみたいでよかったです。転げてたらスーアリに突っ込みそうな勢いでした。

 

普通にフィギュアスケートって前向きに滑るってあんまりないんですよね。カーブを描きながらの場合、バッククロスが圧倒的に多いと思うので、フォワードで超高速ってのは新鮮です。これ、たぶんフィギュアよく見る勢の私らにも新鮮でしたが、初めてアイスショー勢には、「わーすごーい」ってなる部分だったんじゃないかなって思います。これはショーで競技ではないので、フィギュアスケートの良さと競技でのルールは必ずしも一致しないんだなってふと思った次第でした。

 

 

05.  Heist
すきーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!( ;∀;)
どこをとってもかっこいい、かっこいい、かっこいい。かなだいで踊るところもかっこいいし、大輔さんがメンズを引き連れて踊るのもかっこいいし、女子を両脇に並べて真ん中進んでくるのもかっこいいし、しんぼうたまらんプロです。さいのこうです。
このメンズ引き連れて踊るところの、くるっと回って両手を斜めにあげてくいって踊るところがたまりません。東スタンド、南スーアリ、北アリーナで見ましたが、北からが一番遠かったので、この動作見れなくてへこみました。ここはマジでもう「ザ・大輔」って感じの動きが多くて最高です。
今回のショーはかなだいのダンスはないのですが、Heistで組んで踊るところがあります。Twitterで「やんのかステップからのワルツホールド」言われてました。納得しかない。
この踊りの時、他のメンバーも組んで踊ってました。さすがに暗いと難しいのだと思いますが、ライティングがここは少し他のパートより明るいです。
滑走屋は照明もすごくカッコよかったですが、すごくさりげなく明るい暗いを作ってました。前回のIEの時、新横で綺麗だったライティングが福岡だとビミョーだったのは、福岡は天井に照明を取り付けられない仕様だったことに関係してたらしいですが、今回はそこを考慮してプランニングされてました。

おそらく少ない予算のうち、照明にはかなりかけていたのではないかと思います。通常のショーよりかなり計算されていたような気がします。
最後かなだいが片手を合わせて終わるフィニッシュポーズの後ろで、そっと黒い影が待機。


 

06.  Teeth(草太君ソロ)
いやーーーーーーーーーびっくりしました
びっくりぶっちゃけ、草太くんがこんなに踊れる子だと思わなかった。最初の導入から上からどぱーってライトが当たって超カッコイイんですが、初見では「あ、草太くんだ」くらいの気持ちだったのが「ほえええええええ」ってなりました。すごいかっこいいです。

こんなにロックが似合うスケーターだって知らなかった。草民の人はもちろん知ってたと思いますが。なんというか、エレガントな感じの曲を淡々と滑っている印象が強くて。エキシでかっこいいっぽいの滑ってたなあくらいの印象だったので、ものすっごい驚きました。アクセントと抜きどころが絶妙。いや、これできるならもう少し競技の方にも緩急を・・・。いや、もしかしたら来期はすごく化けるのかも、楽しみ。

 

 

07.  Engravings(星南君ソロ)
星南くん、2日目から見に行ってたのでこのプログラム見れました。見れてよかった。3日目は体調不良で欠場だったので。本人とてもがっかりしていると思います。試合も出れなくなっちゃったし。友野くんの記事で滑走屋の後にすぐ試合だったから、群舞などもあまり入らないように調節してもらってたみたいですが、本人的にすごく辛い結果になっちゃったな。星南くん、若干運悪いというか、幸薄い感じがするので頑張ってほしい。
プログラムはこの曲じゃんじゃんじゃんって連続の音がちりばめられているんですが、それにばちこん当ててて、かっこいいです。せっかくだからまた見たいですね。

 

 

08.  Who Are You Really?
群舞、これ後から出たいろいろで本当は草太くん率いるグループと島田くん率いるグループの対決だったみたいですが、島田くん体調不良で欠席になっちゃっておそらくとても調整が大変だったと思います。すごくカッコイイです。メンズ同士のリフト?みたいなのがあって、(かなだいのBirds/Makebaでもやってるやつ)見どころ満載です。
楽日は星南くんが欠場で、草太くんどうするんだろうって思ってたら、照明でリンクに道みたいなのがぱって出て、その真ん中に草太くんが立って、手で「来いよ」みたいな合図したら他の子たちが出てくるって演出になってて、草太くんソロやった後にグループナンバーもやってて、「バケモンやー
ガーンって思いました。後から友野くんでも思ったんですが、全日本最終グループで滑るクラスになるとこのレベルでの体力がいるんだろうなって思いました。レベルたけええええええ。

少しウェストサイドみたいな感じの雰囲気でかっこいいプログラムです。さっきから「かっこいい」しか言ってないけど、語彙が死んでる。

 

 

09.  Fire/Physical(おかなちゃんソロ)
おかなちゃん、髪の毛赤いので見分けやすさ高めだったのですが、ソロプロでも赤い衣装で、誰かが「滑走屋の挿し色」って言ってて納得。ちょっとだけ微妙なこと書いている人もみかけましたが、おかなちゃん、確かにあんまりショーに出てないので、技量でいえばちょっと物足りないところがあるし、シングルだったんだから本当はトリプル、せめてダブルアクセル入れてほしい部分はもちろんあるんですが、なんというか、うん。今回の興行としてみたとき、大輔さんの次にネームバリューあったのっておかなちゃんなんですよね。福岡でのPRもやってくれてたし。彼女についてマイナスなことをつぶやく人はそういう部分もうちょっと考えてほしいなって思いました。興行だからね。何もかも出し物だけを優先するってのも難しいのだよ。でも、お客さんへのアピールとか群舞での演技良くなんかは、やっぱり凄かったですよ。特に椅子(後述しますが)

 

 

10.  Cocobongo
シンクロきたーーーーーーー。やらすか?シンクロ。たった10日の練習で。高橋Pは鬼です。それがここでよくわかります。

今回体調不良で当初は3人欠場しちゃったので、プリンスチームのkikiちゃんが助っ人してくれました。その彼女が真ん中で車輪の軸やってくれてた。これだぶんトリプル跳ぶのと同じくらい拍手していい場面だったと思うんだけど、残念ながら拍手起こらず。私もさすがに一人でやる勇気なかったので、小さくぱちぱちやってました。もし再演あるなら、みんな拍手しましょうよーーー。

出てくるときの列車みたいにつながっているやつもかっこいいです。アイスショー初見の人にもおおって思わせる場面だったのではないかと。しかし、木科くん男前やな真顔

 

 

11.  CRY ME A RIVER
青木祐奈ちゃんの半分ソロみたいな演目。大輔さんがしれっと混ざってて初見びっくりしました。そういえば、友野くんが滑走屋の女子はめっちゃすごい子ばっかり言うてましたが、祐奈ちゃん大活躍だったな。男子ほど目立たないけど、もしかして島田くんのフォローに結構入ってたんやろか。わからないからフルメンバーで再演希望。
てか、このダンスの時の大輔さんも素敵カッコいいです。緩やかに踊っても激しく踊っても大輔は大輔。大輔さんさらっとシングルアクセル跳んでる。雷が鳴って雨が降る。

 

 

12.  Halston(友野君ソロ)
傘を持って佇む人たち。一人消え、二人消え、友野君登場。傘を持って佇む人をすり抜けて友野君が踊りだす。静謐なプログラム。今期のフリーなのに、このショーのために作ったような演出。誰考えたの?凄いね。
滑走屋一日3公演あるんですよ。フリーを1日三回、クワドを抜いているにしてもアクセルは跳んでるし、何というかあれですよね。全日本最終グループで滑るってこういうこと?友野くんの現役バリバリのすごさをぎちぎちと見せた素晴らしいプログラム。
静かな音楽とスケートの音と着氷音だけ。水を打ったような会場。お客さんも息をひそめて見つめている。大輔さんと哉中ちゃんにここは雰囲気をがらっと変える大事なところだからと言われたと友野くんは記事に書いてたけど、まさに!
なんというか、ショーの肝になる部分だった。素晴らしかった。私が見た公演のすべてで完璧だった。友野くん応援してるよ。
最後、最初に傘をとってもらえなかった彼がまた佇んでいる。今度は友野君は傘を受け取って去っていく。何かこう心の底からほっとするような、悲しみが癒えるような気持になります。もうこの演出誰が考えたの?凄いね!

 

 

13.  Figure8(哉中ちゃんソロ)
これ、南のスーアリで見た時、木科くんが私の前にすっと立ってめっちゃ目があったの。逸らさないの。凄いよ。まじで、蛇に睨まれた蛙みたいな気持ちになった
滝汗イケメンっ。

哉中ちゃんのソロは凄いです。エロティックだけど、下品じゃない。すごいかっこいいプログラム。彼女はアイスダンサーなので、ジャンプは跳ばないのですが、片足持ちながらのスパイラルとかちゃんと技がアップデートされてて素敵です。
この衣装似合って、このプログラム踊れるのたぶん日本女子で彼女だけだと思う。Sarryさんに陸で振り付けしてもらったものを氷に振り移すのを大輔さんがやったそうで、これ大輔さんも踊れるのかーーーーーーーーーーーーーーとちょっと思ったりしたりしなかったり。

 

 

14.  Our Demons
哉中ちゃんが落としていったショールみたいなのを残してメンズが両脇にいる中、奥野さん登場。かなりセクシーな踊りなのですが、高校生で大丈夫だったんだろうか。ちょっと心配。。。いや、うん。実力的に彼女が適任だったのは分かるんだけど、ええんかなあって思ったりしたりしなかったり。
もあちゃんも出てましたね。素敵です。これそういえば、途中までメンズはほぼ動かないプログラムなので、柱です。それもかなり斬新ですよね、そーいえば。

 

 

15.  Better Man(祐奈ちゃんソロ)
北のアリーナで見た時、ばちこんって目があって、ニコって笑った笑顔が可愛くてノックアウトされました。私がもしメンズだったら、絶対来期からバナーもって追っかけします。めっちゃかわいい。ショートパンツの衣装も素敵。若いっていいなって思いました。しかし、可愛いだけじゃなくて確かな技術と足元の確かさがちゃんと伝わってくる演技でした。

 

 

16.  Dangerous Game
一列に並んでぴょこんぴょこんってそれぞれ低くなるとこが音に合っててすごくいいなって思うのと、男女カップル、女子女子カップル、男子男子カップルで踊るところがすごく新鮮。哉中ちゃん以外組んで踊るのあんまりやってないだろうから、みんなめっちゃ練習したんやろーな。これ、最初に祐奈ちゃんさらっていくの大輔さんって後から聞いたんだけど見逃したーーーーー(><)すごい悪い顔してたらしいですが、
見た人教えてーーーーーーーー!!!

 

 

17.  Cut my fingers off
メンバー中一番人気だったのではないかという椅子プロ。櫛田君曰くイカレプロw。
もうね、演劇っぽいプログラムだったんですが、これでもかとスケーターの演じる力が発揮されてた。椅子に座るときの哉中ちゃんのすごいいきった顔。椅子を取られた櫛田くんの悔しそうな顔。おびえる哉中ちゃんの表情。首とまったく違う体の動きをしてにやーって笑う友野くんの怖い笑顔。椅子に座った途端に発狂する木科くん、椅子に座ったとたん笑いだす三宅さんの狂った顔。覗き込むメンバーの狂気。椅子がなくなったのにおかしくなってだんだん去っていくメンバー。残されたおかなちゃんの狂気の笑顔。たまりません。
これは北アリーナで見た時の衝撃度が一番大きかったけど、友野くんほんま芝居心あるよなー。氷艶出ないかなー。もともとは島田くんから始まるプロだったそうで、そっちも見てみたいです。再演希望、、、

 

 

18.  ハバネラ
事故物件ハバネラ。もともとの構想では、草太君、島田くん、星南くんの三人で始まるプロだったのが、島田くんの欠場を受けて、初日は草太くんと星南くんのデュオ、二日目は代打の神様友野一希を入れて3人で(私てっきり草太くんが試合に行ってる間の代役やってて友野くん踊れたんかなって思ってたんですが、初演終わってから大輔さんに「一希、いけるか?」って聞かれたそうで、夢の中まで練習して二日目に合わせたそうです。全日本の最終グループで滑るにはって絶対違う、これ違う(^◇^;)
三日目は星南君欠場で草太くんと友野くんのデュオに。これ、ちょっと何というか対決っぽくてこれはこれでありだった。しかし、友野君凄いな。
そんで、大輔さん登場。
もうね、まってましたーーーーー感が半端なかった。なんだろう。同じ振り付けなんだけどな。粘り気があるというか、動作の残し方なんだろうか。大輔さんってほかの人と同じ踊りを踊ると関節が多く見えるの不思議なんだけど、YouTubeで大輔さんのリズム感について解説している人がいて、その辺の違いなのかなって思います。まあ、かっこいいです。しかし、ハバネラってみんな知っているカルメンの曲だけど、アレンジかなり変わっているやつ使ってるとこ流石滑走屋。一筋縄とか考えてないよね。

 

 

19.  Flame to the Moth(大輔さんソロ)
大輔さんのフラメンコ。あんなに正式に習ってから、習ってからって言ってたフラメンコをここで持ってくるって、大輔さんがどんなことしても滑走屋で集客するぞって気合感じる。どこまでやればどのくらいチケット売れるかって大輔さん的にもテストみたいな気持ちがあったのかも。
しかし、かっこいいプログラムである。我々がみたいストレートラインステップが2本入っている脅威のソロプロ。ここまでさんざん滑っている高橋大輔37歳(もうすぐ38歳)
気が狂っている。フリップまで飛んでた。さすがにあんまり成功率高くなかったけど、シングルやるならおれは跳ぶという矜持を見た。見たけど、怪我してほしくないからほどほどでいいんやけどな。でも跳びたいんやろな。好きにやっちゃってーーーー好き好きーーーー衣装も好きーーーーーー

 

 

20.  Into the Labyrinth
大輔さんが引き上げた後、リンクの上に格子状のライトが引かれてその中でスケーターが踊る。まあ、かっこいいです。もういい飽きたけどかっこいいです。ここでまた黒コート復活。今回のショーはソロ以外はみんな衣装オリジナルだったんですが、この黒コートで味変するので、1着しかなくても気にならないんですよね。すごいアイデア。誰が考えたのかしら。神。
大輔さん、さっきまであれだけ踊ってたのにしれっと入ってきます。あの人バケモンの域だと思いました。知ってたけど、ここまでだとは、思ってたけど、やっぱり変だよ。
この群舞もすごくカッコイイです。まっすぐ前に滑るだけがこんなにかっこいいとかあんまりないと思う。直角の動きとフィギュアの動きとダンスの動きをものすごくミックス。体を動かさずにハイスピードで平行移動できるというところは、本当にフィギュアのものすごい利点なんだと思う。
最後、一緒にはけようとした大輔さんを車のライトとクラクション?列車の音が遮って、一人道路のような道の真ん中で取り残される。孤独ってこうやって表現するんやで。

大輔さんの息遣いだけが聞こえるリンク。明るすぎる光の真ん中、足元はまるで雪の道の中に立っているみたいに見える。滑走の跡。ただ一人佇む人。

 

 

21.  Do it
音楽が鳴りだしたら、立ち尽くしていた大輔さんが踊りだす。そうやって始める。そうしたら哉中ちゃんがやってくる。二人のデュエット。心に染みる。友野くんがやってくる。君がいてくれてよかったって気持ちが会場中に満ちる。おかなちゃんがやってくる。たくさん助けてくれてありがとう。みんながやってくる。滑走屋最高だなーって気持ちがあふれる。踊るみんなのなかひっそりと大輔さんがはけて行って、戻ってきたらずらっと並んだスケーターの中を疾走。最後に着てくる衣装がここまで着てなかった黒いジャケットで、座長っぽくて好き。大輔さんのソロプロの袖がいいアクセントになってる。これ友野君もなんだけどね。ほんまに上手に作ってるよね。衣装。
真ん中でスピンする大輔さんのまわりをごちゃごちゃぐるぐるみんなが自由に回るの好き。この緩さ最高。こぶしを振り上げて最後踊るメンバー、サイコー。Do itかかると泣いちゃう。終わっちゃうって思う。でも、みんな笑顔、楽しそう。千秋楽泣いている人沢山。


見えない苦労、見えている苦労沢山あっただろうけど、君たちはマジもんのプロフェショナルだった。公演間もアップデートを繰り返し、抜けたメンバーを補い、ミスをミスに見せない演技。素晴らしいメンバー、素晴らしいプログラム、滑走屋最高だった。最高だったなーーって思わせる曲。もうこの曲なると条件反射でこぶしを握り締めるよ。
 


滑走屋お疲れ様でした。最高だった。

できたら、もともとの大輔さんの構想の通りのメンバーでもう一度見せてほしい。いや、kikiちゃんはねじ込んでください。
こんな素敵なショーを頭の中に作ってそれを世に出す、
推しの才能怖い。こんな凄い人のファンなことが嬉しい。ぜったいアップデートしてくるとは思うけど、ゆまさんというなくてはならない人材を確保したことだし、滑走屋は未来に向かって疾走してほしい。




 

ていうか、長いやろ、この感想。さすがに消えたら辛いからwordで書きました。消えないって素敵。これ消えたら発狂する。