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1. 扶養内で働くとは
3. 2022年10月〜法改正で変わること
4. 社会保険に入るメリット、デメリット
5. あなたの働き方は?
扶養内で働くとは?
扶養とは
生活できるように家族を経済的にサポートする
ことで、
扶養内で働くとは
そのサポート(扶養控除)が受けられる範囲内で働くということです。
扶養内で働くときには
①税法上の扶養
②社会保険上の扶養
という2種類に分けられます。
これは性質が全く違うものになりますので
ごちゃごちゃになりやすいですが、
分けて考えましょう
2. 税法上の扶養と社会保険上の扶養
税法上の扶養
所得税、住民税の控除が受けられる
扶養するもの(家計を担う人)が配偶者控除、配偶者特別控除を受けられる
103万円の壁というのは、
この税法上の扶養にかかわるものです。
所得税がかからないボーダーラインです。
年収103万円−基礎控除48万円−給与所得控除55万円=課税所得0円
税金は課税所得に対して課税されますので、
総支給額から各種控除が差し引かれたあとの金額がいくらかということが重要になります。
税法上の扶養に関しては
課税所得が関係している!
ということを覚えておいてください
社会保険上の扶養
社会保険や年金に関わる
扶養者が加入する社会保険(健康保険、厚生年金)の被扶養者となり、社会保険料は自分で支払わなくてよい
社会保険に加入する条件に当てはまる場合、
社会保険料を支払い
自身の勤務先の社会保険に加入しなければ
なりません。
年収130万円の壁は
夫の社会保険の扶養から外れるラインです。
社会保険上の扶養は
年収(総収入)によって計算されます!
税法上の場合と異なるので
ぜひ注意してくださいね
そして、この社会保険の加入条件が
2022年10月〜拡大することになりました!!
(※2018年から順次社会保険適用条件拡大しています)
2022年10月〜の法改正で変わること
これまで
自身の勤務先の社会保険へ加入義務が生じるのは
以下条件にすべて当てはまる人が対象でした。
①従業員数500人超規模の会社
②週の所定労働時間20時間以上
③雇用期間が1年以上見込まれること
④賃金月額8.8万円以上(年収106万円以上)
⑤学生でないこと
①従業員数100人超規模の会社
②週の所定労働時間が20時間以上
③雇用期間が2ヶ月超見込まれる
④賃金月額8.8万円以上であること
⑤学生でないこと
に拡大されます。
赤文字になっている箇所が変更点です。
対象となる企業が増え、
数ヶ月の短期間パートの場合も対象になることがあります!
※2024年10月にさらに適用拡大されます。
社会保険に加入するメリット、デメリット
メリット
- 厚生年金に加入することで将来の年金受給額が増える
- 病気やケガの後遺症で生活や仕事が制限された場合には、障害厚生年金が給付される
- 万一亡くなった場合、遺族に遺族厚生年金が支給される
- 健康保険では、傷病手当金や出産手当金の受給ができる
- 現在、国民年金や国民健康保険に加入している人は保険料が安くなることがある
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- 社会保険料を支払うことにより、手取りが減る。
- 働き損になる可能性がある
年間の手取りは約108万9000円
年間21万円(ひと月約1万7500円)
手取りが減ることになります
あなたはどうする???
パートで扶養内で働いてる人にとっては
手取り額がいくらになるかというのは
とても重要なところですよね
社会保険加入には
将来へのメリットがたくさんあります。
しかし働き損となってしまっては本末転倒。
10月からの法改正によって
新たに社会保険加入義務対象になる方や
これから扶養内で働こうと思っている方は
これらのメリットデメリットを踏まえつつ
ご自身にとってのベストな働き方を
選んでみてくださいね