こんにちは!
福岡の認定講師、長谷部楓です。
第2回目のテーマは
妊娠出産にかかるお金
コロナ禍でイレギュラーな妊娠出産を
経験する方も多いと思います。
私自身、妊娠発覚時は関西に住んでいましたが
つわりがひどすぎて日常生活が送れず
実家の九州へ一時避難、そして入院…
終わる頃には
コロナ禍でなかなか県を越える移動も
制限されていたため
里帰りしたまま、出産することになりました
想定外なことばかりで
お金の心配する余裕がなかったので、
今となれば先に調べておけばよかった…
と後悔しています。
子供は欲しいけど、実際にいくらくらいかかるのだろう
と、なかなか踏み出せずにいる方も多いのではないでしょうか。
ということで
妊娠、出産にかかる費用について
まとめてみました。
- 妊娠出産にかかる費用
- 妊娠出産でもらえるお金
①妊娠出産にかかる費用
- 妊婦定期健診…10万円前後
約14回(自治体によって異なります)
5,000円~1万円/回、保険適用外のため全額自己負担
- 入院分娩費用…約50万円
病院、診療所、助産院など施設によって異なります。
※上記は平均値。
分娩費用は全国平均42万円。
夜間、土日祝日などの時間外分娩は+数万円
分娩方法によっても費用が変わってきます。
自然分娩は全額自己負担。
帝王切開は保険適用で3割負担ですが、
入院日数も長く費用も自然分娩よりかかります。
最近無痛分娩を選択する妊婦さんも増えてきましたが、
保険適用外になるので希望される方は注意してください。
- マタニティ用品購入代…約5万円
- ベビー用品購入代…約10万円
マタニティ、ベビー用品はお下がりやもらいものがあれば節 約できます!
私の場合、第一子のためになかなかお下がりがなく、、、
結局ほぼすべて買うことになりました。
- 里帰り出産にかかる費用(里帰り出産の方のみ)
ここまででざっとですが、約75万円!!!
びっくり仰天です!結構な大金…

でも安心してください。
もらえるお金もあります。
②妊娠出産でもらえるお金、使える制度
- 全員がもらえる
出産育児一時金…42万円(子供一人につき)
New‼
2022年5月26日
政府より出産育児一時金の増額を検討している
との発表がありました。
近い将来増額している可能性があるので負担が減るかもしれません

…妊婦定期健診が補助券やクーポン券で助成されます。
自治体によって異なります。

…0~3歳は1万5,000円/月、
3歳~中学生まで1万円/月支給されます。
- 会社員がもらえる


…2か月に1回給料の約50%~70%支給されます。
- 条件を満たした方のみ

…妊娠出産には適応されませんが、
重症妊娠悪阻や切迫早産などの治療は適応されるので
1か月の治療費が限度額を超えた場合
申請することをおすすめします。
(私もこの制度に助けられました・・・
)


…1年間に家族全員の医療費が10万円以上(または所得の5%)以上の人が受けられます。
個別に確定申告しないといけないため要注意です。
定期健診や通院費用だけでなく、
入院のために利用したタクシー代
なども対象のため

領収証は余裕がもしあればとっておいてくださいね。
もらえるお金は条件によって異なりますが、
妊婦定期健診の補助、出産育児一時金の利用で
実際には手出し約数万円~10万円が平均値となっているようです。
私の場合、
妊婦定期健診を住民票とは別の自治体で受診したため、
定期健診の補助券が使えず、一旦実費負担

あとから返ってきますが、
数か月先の振込になるため要注意です!
里帰り出産をしようと思っている方は確認してみてください。
妊娠・出産にかかる費用は保険適用外のために
高額な出費が増えます。
事前に制度を知っておくことで
損することなく受け取れることができます。
ただし
手続きが必要になったり、
お金を受け取るまで時間を要したりすることがあるので
(わたしがまさにそれ…)
事前に計画的に貯蓄をして備えておくことをおすすめします!