こんにちは!
前回はうちのこどもが大好きななぞなぞを、皆さんに出させて頂きました。
今日はまた、うちのこどもが大好きなハンバーガーのお話をしたいと思います
皆さん、ビックマックの値段って、世界で共通(ということにされている)ってご存じでしたか?
↑経済指標の一つなのに、なんだか親しみやすいロゴ
世界中で売っているビックマック、同じ品質ならどこで買っても同じ価値だよね?
現状はどうだろう?
価格を比べてみると適正な為替が想像できるかも?
という考えのもと、世界的な経済誌『エコノミスト』が年に2回発表している指標です。
世界では様々な通貨が使われていますが、単位は違えど、同じものは同じ『価値』になるはず。
つまり実際の価格から逆算すれば、円の為替がいくらになれば他の国と価値の均等が取れるのか(将来為替がどう動くのか)を判断する材料の一つになるのでは、とされています。
しかし残念ながら実際には、消費税や原材料、人件費、価値観、色々な状況が国によって違うので、なかなか同じ価値は実現できず…
将来の為替を想像する上ではあまり正確な判断材料にはなりません
でも世界の物価を、一つのものに絞って比べてくれているのはありがたいですね
例えば、他の国に比べてハンバーガーが安い(物価が安い)ってことは実際良いことなのと考えるきっかけにもなります。
指標に使用されたデータによると、
2022年1月時点の価格は、
アメリカでは5.81ドル(1ドル115.23円で換算すると669円)
日本では390円
もぐもぐと美味しそうに頬張る娘に、
私:ねぇねぇ知ってる?日本のビックマックって、アメリカの値段の半分ぐらいなんだって(実際は-41・7%)
娘:そうなの!やったぁ!たくさん買えるね
私:そうだねぇ、もし持ってるお金も多ければね
娘:え!?まさか…
という少し意地悪な会話をしてみましたよ
OECDが発表している加盟国の2020の年間平均賃金のデータでは、
アメリカは6万9391ドルで日本は3万8515ドル。
つまり、日本の賃金はアメリカの半分強
ビックマックは安くても、そのぶん貰っているお給料も安いのか…ということがわかります。
じゃあ、どうして日本のお給料は安いの?
昔からずっと安いの?
アメリカだけじゃなく、他の国はどうなの?
今の日本にとっては円高、円安、どっちがいいの?
ぜひぜひ、子供と一緒にもぐもぐしながら
お話するきっかけにしてください!!
キッズマネーステーションでは、
世界のお金について学ぶ講座もやっています。
為替の仕組みや世界経済について、
何かヒントがあるかも…
巨大サイコロを使ってゲームをしたり、
お金におもしろ実験をしてみたり、
日本にいながら楽しく世界のお金を学べますよ
コロナが流行り出してから、海外旅行に行けず早数年。
そして勢いの収まらない超円安、ロシア情勢。
数年前には予想もしなかった世界情勢ですね
こんな時だからこそ、世界に目を向けてみませんか
不定期ですが、オンライン講座も開催しています。
ぜひぜひHPやイベント告知サイトをチェックしてみてくださいね