みなさん、こんにちは!
神奈川県逗子の認定講師、バタコ先生こと田端沙織です。
銀杏やもみじが色づいてきて、秋の深まりを感じる今日このごろですね。
最近は、18歳以下の子どもを対象にした「10万円相当の給付」が話題ですが、現金半分、残りはクーポンになる
という、複雑怪奇で使い勝手が悪そうな給付になりそうで・・・心配です。
さて、11月も半ばを過ぎ今年も年末調整の時期がやってきました。
みなさんは、もう提出されましたか?
今年も変更点がいくつかあるのですが、変更ポイントを一緒に確認していきましょう!
●押印が不要になった
→脱ハンコ、良い傾向ですね。
個人的にはハンコなし&ペーパーレスが普及してほしいと願っています![]()
●基礎控除額の引き上げ![]()
→所得税を計算する時に、一律で引く金額が48万円に引き上げられました。(前年は38万円)
課税される所得が少なくなるのは嬉しいですね。
●給与所得控除の見直し![]()
→基礎控除額の引き上げに対応する形で、給与所得控除額が一律
10万円引き下げられることになりました。
これは、基礎控除と相殺になります。
※年収850万円以下の場合
●ひとり親に関する控除の見直し
→いままで未婚のひとり親は対象外でしたが、最近は未婚のひとり親も増加傾向なため対象に加えられあらためて「ひとり親控除」が作られました。
ひとり親は経済的にも子育て体制的にも大変な方が多いので、ひとり親になった経緯による取りこぼしがなくなってよかったです。
●電子作成が便利になった
→勤務先にもよりますが、年末調整の書類をネット上やアプリから電子データとして提出できるようになった事業所も増えているそうです。
また、保険会社から送られてくる「控除証明書」も、マイナンバーと紐づいているポータルサイト「マイナポータル」で電子データとして受け取ることもできます。
※対応している保険会社による
他にも細々とした変更点はありますが、なんとなく書類を書いて提出するのではなく、きちんと自分に使える控除がないか確認して節税できるといいですね![]()

