海外のお小遣い教育は日本と何が違う??? | めざせ!FP3級!~女性FPのお金の花道~

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すべての方々に、FP3級程度のマネーリテラシーを普及できたら…
キッズ・マネー・ステーションの女性ファイナンシャルプランナーたちが
さまざまなお金の知識をご紹介いたします。

今日のテーマ【マネープランをたてよう】

~いつ、いくら使うか? 「ターゲット設定」が重要~

 

●これまでの話

 かつての「ジャパンマネー」は過去のものとなり、今までと同じ貯蓄方法ではお金は増えない。

対してアメリカでは、しっかりとお金が増え続けている。

……ということは、アメリカの運用方法を導入すれば、自分たちのお金も増えるはず。

 

 たしかにその通りです。

しかし、その前にちょっと考えて欲しいことがあります。

皆さんは、お金を増やしてどうするつもりですか? 

 

「近藤さん、お金はあればあるほどいいじゃないんですか?」

 

 ということを、お客さまに言われることがあります。

たしかにそれはその通りですが、しかし、忘れてはいけないのは

「お金はそれ自体に価値はなく、使ってこそ価値のあるもの」だということ。

つまり、お金を増やすことを目的にはしてはいけない。

お金は目的ではなく、手段なのです。

 アメリカでは子どもが小さい頃から、家庭で金融教育がおこなわれている

といいます。たとえば日本では多くの家庭では子どもにお小遣いをあげるとき、

年齢とともにその金額は上がっていくと思います。

 しかし、アメリカではそんな習慣はないそうです。

たとえば親の手伝いをする、テストで満点を取るなど、

頑張らないとお小遣いは上がりません。

 日本はまさしく年功序列で、アメリカは実力主義。

子どものときから、お金をもらうということの厳しさを、

社会に出たときと同様に教えられるのです。

    

 そして、お小遣いの使い方、貯め方にしても、

アメリカではしっかりと子どもに教えます。

 まず、お金の概念として「FLOW(流れる)」「STOCK(貯まる)」

の2つがあります。

「FLOW」は日々使うお金で、「STOCK」は貯金。

アメリカではこの2つのお金を明確に分け、子どもにもそう教えます。

 アメリカの一般的な家庭では、まず「貯金する目的と、いつまでに貯めるか」

子どもに決めさせるのです。

 

 たとえば「クリスマスまでにゲーム機が欲しい」と子どもが言うのなら、

逆算して、それでは毎月いくらを貯金するべきかを親と子どもで話し合います。

そして、そのお金はお小遣いをもらった時点で、

まず貯金箱に入れるように教えます(天引き)。

また、毎月決まった額が無条件にもらえるわけではないので、

それまでどんなお手伝いや勉強を頑張るかも、このときに約束します。

 

 日本の多くの家庭では、貯金は「無駄遣いせず、それでお小遣いが余ったら貯金箱に入れておきなさい」

と教えることが多いかと思います。

しかし、ただ目的もなくお金を貯めるのはNG。

貯めることを目的とせず、いつまでにいくら、何のために使うかを決めて、

いくらずつ貯めていくかを決めましょう。

 そして、それは大人の私たちがお金を貯めるときにもいえることなのです。これを「ターゲット設定」といいます。

 たとえば33歳、男性のサラリーマン。

既婚でもうすぐ二人目のお子さんが生まれるというAさんを例にしましょう。

 Aさんがこれから必要になる大きな資金といえば、

子どもの教育費とマンションの購入、さらに老後の備えなど。

それらの用意をいつまでに、いくらくらい用意しておくか……

これらをひとつずつ、ターゲット設定として

きちんと把握しておかなければなりません。

そして、これからかかるそうした「これからかかるお金、

貯めておきたいお金をまとめたもの」を「ライフプラン」というのです。

 

 皆さんも、ぜひ自分のライフプランを立てて、

これから自分の人生にはいったいいくら必要なのかを確認してみてくださいね。

 

 

 

近藤正樹プロフィール

 

IFA

お金の小学校代表

チーム★ライフプラン研究会 認定講師

キッズ・マネー・ステーション 認定講師

 

昭和50年6月18日生まれ

神奈川県川崎市出身。早稲田大学社会科学部卒業

学生時代に好きだった小劇場のパワーあふれる舞台俳優の影響を

受け20代を舞台俳優の活動に専念する。

 

多くの金融機関の方が専門知識を難しい言葉で話す姿に違和感を覚え、

舞台俳優・落語で得た知識と経験を元に、誰もが悩むお金と人生の関係を、

だれもが知っている昔話「桃太郎」を使って

人生とお金の関係をわかりやすく紐とくなど、親しみやすいマネーセミナー講師として活動。

近年では親子向けのお金の教育にも力を入れている。

家庭に帰るとスキー指導員の資格も持つ、10歳と3歳の父親。

 

著書:「お金の小学校」(一間堂)

「誰か教えて!一生にかかるお金の話」(中経出版)

記事掲載:新日本保険新聞・「美的」「DIME」など

マネーセミナー「お金の小学校」随時開催中

次回開催 7月6日土曜日10時半~お金の小学校・7月20日13時~お金の中学校

@天王洲アイル

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