皆様こんにちは!!
全ての方々に、FP3級程度のお金の知識を身に着けていただきたい!!~お金の花道~
第3週目は、マネーのおねえさんこと唐沢祐香(からさわゆか)が
沖縄よりお送りします
沖縄の気温は、昨日最高気温25度、本日19度。
上がり下がりが激しいです。
この差で体調を崩される方多いです。
実際、わが子たちのパジャマも悩みます。
夜はまだ暑かったので薄着のまま寝かせると、明け方には気温がぐんと下がっていて、起きたら体が冷えていて、鼻水が…なんてことが。
12/24撮影。泳げそう!
というわけで、(どういうわけで?)
上がり下がりを日々気にしない投資法を解説してきました。
いよいよ、
『ドルコスト平均法』
シリーズ最終章です
これまで、
1株1000円の株を1年間毎月10万円買い続けた場合(110万円)に、
①~④の4つのパターンで株の値動きを例としてそれぞれどんな効果が出るか見ていきました。
①一株1000円が上がったり下がったりしながら半分の500円になった。
検証結果=1,148,000円 記事はこちら
②一株1000円が上がったり下がったりして元の1000円に収まった。
検証結果=1,160,000円 記事はこちら
③一株1000円が上がったり下がったりしながら倍の2000円になった。
検証結果=1,940,000円 記事はこちら
④一株1000円が大暴落!?100円まで下がり最後に盛り返して300円
になった。
検証結果=下記参照!
「買った株が下がり続けたらどうしよう!?」
これが怖くて、投資がなかなかできないのですよね。
では、いよいよ、皆様が最も恐れている市場の登場です!
④一株1000円が100円まで下がり最後に少し戻って300円になった。
(これだけ見ると、株券投げ捨てたくなるような。)
前回同様、投資額の合計は10万円×11回=110万円となります。
もし、110万を一度に預けてしまった場合には37万円になってしまう!
では、この最悪な市場で「ドルコスト平均法」を行った場合、結果はどうなるのでしょうか?
購入株合計
8600株
投資効果
300円×8600株
2580000円!
なんとっ、
投資結果は258万です!
一番増えてる!?なにかの間違いではないですか?
いいえ。
確かに下記の検証の通り、下がり続けている間は損をしているように見えます。
でも、ちょっと持ち直しただけで大きく増える結果となります。
「ドルコスト平均法」では、下がり続けている間に多くの株が買えます。価格が安い時期が続くと株数が極端に増えます。そのため、株価が少し持ち直しただけでも大きく膨らむのです!
いかがでしたか?
上がったり下がったり、それを怖がるのではなく、この変化を無駄なく利用することにより、リスクを減らし、収益を増やす!
それが、このドルコスト平均法なのです。
この手法を知っただけでも、ちょっと投資に興味がわきませんか?
株式投資だけではなく、外貨預金などでも応用することが可能です!
もちろん、万能の手法はありませんし、大きなリターンを期待はできないかもしれませんが、
一気に多額の資金を投入して上がるか下がるか日々一喜一憂するよりも、中長期で時間分散し、上がっても下がっても利益を生み出すこうした投資方法を組み入れるのも一つの手ではないでしょうか
<以下検証です。>
1回
一株1000円 10万円÷1000円 購入数100株
2回
一株150円 10万円÷150円 購入数667株
3回
一株100円 10万円÷100円 購入数1000株
4回
一株200円 10万円÷200円 購入数500株
5回
一株100円 10万円÷100円 購入数1000株
6回
一株200円 10万円÷200円 購入数500株
7回
一株100円 10万円÷100円 購入数1000株
8回
一株200円 10万円÷200円 購入数500株
9回
一株100円 10万円÷100円 購入数1000株
10回
一株50円 10万円÷50円 購入数2000株
11回
一株300円 10万円÷300円 購入数333株
購入株数合計株
投資効果 300円×8600株=2580000円