皆様こんにちは!!
全ての方々に、FP3級程度のお金の知識を身に着けていただきたい!!~お金の花道~
第3週目は、マネーのおねえさんこと唐沢祐香(からさわゆか)が
沖縄よりお送りします
かつての長寿日本一沖縄県ですが、
最新のデータ(平成27年都道府県別生命表)によると、沖縄の平均寿命は女性全国7位、男性全国36位だそう。
(県内総出であらゆる取り組みをしていますが、なかなか復活の道のりは遠く…)
(イラストは特に関係ナシといえばナシ、アリといえばアリで・・・)
それを横目に、というわけではありませんが、
2018年4月より
「標準生命表」
が改訂されます。
実はこれ11年ぶりなんですよ!
いやいや、その前にその「標準生命表」ってなんですか?
私たちに何の関係があるのでしょう?
これはですね、
保険会社各社が保険料を決める際に基準として用いる表なのです。
保険会社は3つの基準で保険料を決めます。
①どのくらいの人がなくなるか(予定死亡率)
②どのくらいで運用できるか(予定利率)
③どのくらい事業コストを減らせるか(予定事業比率)
今回の「標準生命表」の改訂は①の予定死亡率に関係します。
これを受けて各保険会社は
「人は長生きになったから死亡保険の保険料を下げるよ」
「人は長生きになったから医療保険等の保険料を上げるよ」
ということになるのです。
(それよりも前の2017年4月にも改訂があり貯蓄性の高い保険の保険料が上がったり販売中止になりましたが、②の予定利率が改訂された影響です)
4月を境にいつ値下げ、値上げされるのかは各保険会社の戦略によっても変わってきますが(すでに見越して保険料を改訂している保険会社もあります)、
これから加入を考えておられる方、見直しを考えておられる方は改訂があることを考慮に入れて検討されてみてくださいね