こんにちは。
お金の花道第4週担当、キッズマネーステーション認定講師の柴田です。
秋はイベントシーズン。
この秋も複数の保護者向けの講演会や子ども向けのワークショップを行いました。
それらの中で伝えてきたことの1つがこれ。
「大人になるまでに上手なお金の使い方ができるよう
子どものころから実体験を積んでいきましょう」
大人になって働きだして多額のお金を手にするようになったとき
そこから出ていくお金がどれくらいあって、
どれくらい自由に使えるのかという感覚を持っていないと
いくらでもあるような気がして使いすぎてしまいがち。
ましてや電子マネーやネット取引きなどで
見えないお金を使う機会も多くなっていて
お金の量を感覚的につかみにくくもなっています。
そのため子どものころから少しづつ使うことで
金銭感覚を身につける練習をしていってほしいなと思う・・・
でもお金を子どもたち自身で使って
その感覚を身につけやすい場所って少なくなっていますよね。
以前は駄菓子とか文房具とか気軽に買える雑貨を買える
小さな店が身近にあったけれど、今ではあまり見かけない。
スーパーやコンビニの一角がその役割受け継いでるかな?
そこに行くときは親も一緒ということが多いと
子ども自身でお金を払うことは少なくなりがちでは?
だからこそ、意識して子どもたちに使う場を持たせるってことが必要。
先日は手間はかかってしまうけど、
子どもに払いに行かせるようにしている方を見かけて、
あえてそうしないとお金使う機会が少ないからな~とあらためて思いました。
キッズマネーステーションのワークショップでは模擬的な体験ではあるけれど、
日常での実体験を補って金銭感覚身につけられるようにしていきます。
実でも模擬でも多くの体験を積んでいけるといいですね。
それでは、また来月。