第3週担当の高木典子です。
先週、為替が1ドル=103円台に突入。びっくりでしたね~。
![目](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/242.gif)
1ドル=100円を突破するという予想も出てきています。
若い頃は(笑)、海外旅行でたくさん買い物ができる!と喜んでいましたが、
![ドキドキ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/031.gif)
今は、日本の経済や家計への影響を考えると夜も眠れない(ウソです)
![爆弾](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/036.gif)
円高の経済に与える影響とは、具体的にいうと、まずは、輸出企業の業績悪化です。
1円円高が進むと、大企業の製造業の利益が2300億円減益になるとも言われています。
先日のトヨタ自動車の決算発表において、社長の口からも、
「為替による追い風→等身大の姿が見えてきた」と
今までが円安の影響で利益がかなり上積みされていたという説明がなされていましたね。
実際のところ、自動車各社の今期の予想為替レートは105円くらい。
となるとそれを超える円高になると業績悪化→株価下落ということになるのです。
また、円高による物価の下落も問題です。
私たち消費者にとっては物が安く買えるのはありがたいですが、
輸入品に対抗するために国内製品も値下げということになると、ますます企業の賃上げは遠のくことになり
政府・日銀が恐れているデフレ→景気悪化になるということが危惧されています。
そもそもの今回の円高きっかけは、英国のEU離脱問題です。
国民投票で離脱が決定したら、経済に与える影響は計り知れないものと言われています。
市場もどうなるか予測がつかないということで混乱に備え、
「安全資産(←ホントのところはどうか。。。)」
![お金](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/183.gif)
![¥](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/258.gif)
と言われる円が買われ、円高になっている状況です。
23日の英国の影響国民投票の結果に要注目です。
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