相続税控除が減額により、対策は必要なのでしょうか | めざせ!FP3級!~女性FPのお金の花道~

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福島県ファイナンシャルプランナー第4週担当の志甫真由美です。

今日で、11月も終わりですね。あと1ヶ月で今年が終わりなんてあっという間だったと感じています。皆さんは、いかがでしたか?

平成27年1月1日から相続税の基礎控除が縮小されます。

再来年の話なので、FP3級を受験する人は注意してくださいね。試験では、変更前の控除額になります。

現在:5000万円+1000万円×法定相続人の人数
改正後:3000万円+300万円×法定相続人の人数


こうやってみると、控除額(税金を支払わなくていい額)が6割に減ってしまって驚く人が多いようです。

改正により、何人の人が相続税を支払わなくてはいけなくなると思いますか?

現在は、4%(100人亡くなると4人)

改正後は、6%(100人亡くなると6人)

以前、バブル期という土地の値段が高くなり、景気がよくなった時期がありましたね。そのときの水準に戻るだけなんです。

ということは、関係がある人は、都会で戸建を所持している人なんです。

地方の人に、相続税対策が必要なのでしょうか


相続税対策に

アパートを!←足りない資金は、借金するの?

保険を!←保険料支払いは、どうするの?


などなど・・・、。

情報に踊らされることなく、6%に当てはまるかどうかを考えてみてはいかがでしょうか。