こんにちは。
キッズマネーステーション認定講師の柴田です。
今年はまだまだとても暑いですね。
マネー教育も熱い!
キッズマネーステーションではまだまだ夏休みの間の
子ども向けワークショップが続いておりますが、
私も今月の始めに外国のお金をあつかったプログラムを行いました。
それに向けて展示用のコレクション充実させようかと、
先月帰国中だった友人からインドネシアのお金を一揃ゲット!
それを見た我が家の息子たち。
「すごい!10万円札、大金だ!」とちょっと興奮。(円じゃないし・・・
)
「100ルピアで1円くらいだから全部で2000円くらいよ」と
インドネシア在住のお姉さんに教えてもらった子どもたち。
「それじゃあ買い物のとき、いつも何万も何十万もの計算をするの大変そう・・・」
それに1年生の弟君には100くらいまでの数しかピンとこないかな。
なんでこんな風に桁数が多くなっているのか。
物の値段がどんどん上がっていくのに、それに見合う高額紙幣がなければ
普段のお買い物に札束を持ち歩かなければと言うことも。
急激なインフレが進んでいる国ではこういった桁数の多い紙幣がよくあります。
インドネシアの10万ルピアなど序の口で、
近い年のところではジンバブエの100兆ジンバブエドル(0が14個並んでます)、
ギネスブックの最高額では70年くらい前のハンガリーの10垓ペンゲー
(「垓」は「億」の上の「京」の更に上ですよ~。さすがに0を並べては書かなかったようですが)
そこまでになると貨幣価値が下がって、
お札が紙くず同然になってしまったと言うような写真を
世界史等で見たことのある人もいるかもしれませんね。
そういった極端なインフレはめったにないでしょう・・・・・・と言いきれるかな?
今では100歳以上の方もたくさんいらっしゃるし、
とりあえず過去100年間で世界中でのこういった例を探してみたら、
次から次へとでてきて、とても書ききれないくらい。
日本でだって祖父母のころと今とじゃ全然ものの値段違いますものね。
普段からの節約で1円単位でも大切にするのも大事。
だけどもしその努力も吹き飛んでしまうようなインフレが起きたりしたら?
今すぐには関わりなさそうなことだけど、
社会情勢とかによってはずっとないとは言い切れないこと。
だから新聞読んだり、世界に目を向けたりして、
家計の事だけでなく社会の事をみて、どうしていくか考えていく事が大切なんですね。
それでは、また来月!