こんにちは。
第3週担当の柴田です。
今、年金機構では「気になる年金、再確認キャンペーン」を行っているそうです。
消えた年金記録についての記事を昨年4月にも書いておりますが、
いまだに持ち主確認のできていない記録は2,000万件以上。
せっかく払っていても記録が統合されていないとその分は年金額に反映されなくなってしまいます。
場合によっては加入月数が不足して、年金をもらえる資格が得られないかも
以前の記事で、混んだ事務所に行かなくてもねんきんネットで自分の記録の確認できると書きました。
先月末から更に機能が充実し、「持ち主不明記録検索」ができるようになりました。
氏名や生年月日などの検索条件を入力して、
膨大な持ち主不明の記録の中から一致する記録を自分で検索できるようになったんです。
以前も消えた記録がある場合は書類を返送して調査をするようにはなっていました。
でも、記録が消える原因でよくある氏名の変更とか、
そもそも電子記録にするときの間違い(漢字や読み方)とかがあると、
条件が一致しないからなかなか記録が見つからない
ねんきんネットの検索では検索条件を変えてみることができるので、
旧姓で試してみたり、間違いやすい漢字や読み方の名前で試してみたりできます
自分の記録かもと言うのが見つかる可能性高くなりますよね
そしてその検索で見つかった記録については印刷して年金事務所へ持っていけますので
手続きもスムーズになるかも。
ただ、そうやって持ち主不明者を無くそう、探しやすくしようといろいろ工夫しても利用されてこそ
何もしないでいて訂正されるのを待っていても、件数考えるとなかなか言い出さない限り
記録は見つかりそうにないですよね。
混む事務所へ行ったり書類を出したりが面倒という人も多いでしょうが、
一度ちゃんと確かめるとこれから何年もの間にわたる年金がかなりの額で多くなるかもしれませんよ。
簡単に利用できるものも用意されてきているのですから、面倒がらずに利用できるものは利用して、
自分の権利を守っていきましょう。
それでは、また来月!