寒い2月ですね。
雪の多い冬でした。でも、春はもう、すぐそこ

第2週担当です。
さて、皆様、ファイナンシャルプランの基本を覚えていますか?
「ライフ・プラン」です。資産設計、保険設計も、相続問題を考える際にも、まずは、
ライフ・プランありき。
いつ、何をしたいのか、その時に何が必要なのか?
お金はどのくらいかかるのか?
例えば、子供がxx年後に高校生になる。
その時までの年収や貯蓄残高を考慮してお金を貯める。
など。
ライフ・プランをベースに考えて行くと分かりやすいからです。
では、ライフ・プランを作成するにあたって、必要な情報って何でしょうか?
ファイナンシャル・プランナーと相談しながら作成する場合は、
家族の年齢を確認して、ライフ・イベントに基づいた年表を作っていきます。
そう。必要なのは、家族の年齢情報ですね。
年表は、あなたの今、つまり現時点の年齢から始まります。
では、終わりはいつでしょう?
よくあるのは、平均寿命という数字を使ったものです。
そして、気の利いたFPなら、
「あなたのおばあさまは何歳まで生きた?」
と、質問をしてきます。
平均寿命と親族の年齢を勘案して、ライフ・プランのおしりの年齢を決めるためです。
いつまで生きるか、なんて誰にもわかりません。
でも、わかったらどうでしょうか

最新の医療情報に基づいた疾病予測ができるとしたら、
そして、家族の寿命がわかったとしたら、どうでしょう?
ライフ・プランが少しリアルなものになりそうですね。
この年齢までには相続について考えておかないといけないので資産を現金化しよう。
がんにはなりそうもないので、がん保険は外しておこう。などと言った具体的なプランを立てることが可能になります。
一歩先を行く
ライフ・プランですね。最近は自分の遺伝子情報が簡単に手に入って、
疾病予測が可能になっているようです。
例えば企業の経営者だったら、
簡易生命表を使った平均的なプランなどではなく、
自身の情報を使ったある程度確実性の高い、本格的なライフプランを持ちたいと思うでしょう。
これからライフプランを作ろうと思っている皆さん、
こういった新しい情報も、是非、使ってみてください。
それではまた
来月お会いしましょう。第2週担当 安田晶子
