キッズマネーステーションでは、「お手伝い」をして
お母さんや家族が喜ぶことで
「人のために働くことが
楽しい!」という勤労観が養えたり、
おこづかいをもらえれば「仕事をしてお金
が得られる」
ことを学べたり(大人にとっては当たり前のことですが)、
そのおこづかいを上手に使えるようになることで、将来の
健全な金銭感覚が養えるということを信念に活動![]()
しています。
中学生になると、多くの学校で「職業体験」と称して実際に
企業やお店で仕事を手伝う体験をします。最近では受け入れ企業も
だいぶ増えたようでカフェ
などでも中学生ががんばる姿を見かけました。
働くことの大変さを知ったり、将来の職業を考えたりするのに
とてもいい取り組みだと思います。
ただ、あくまでも学校
の教育活動の一環です。
私はある程度の年齢になったら、学校や親の保護や責任から
少し離れて実際に働いてみる経験も必要なんじゃないかな・・・
と考えています。
もちろん「アルバイト禁止」という校則の学校もあるでしょうし、
「高校生の間はアルバイトはだめ。大学生になってから
」と
いう教育方針のお宅もあるでしょう。部活が忙しくて時間的に
無理!という場合もあると思います。
校則や教育方針に反する必要はありません。
でも(うちも大きな声では言えませんが)、長期のお休み
の間だけ、
学業の妨げにならない程度、いただいた金額はきちんと
報告し口座に入れて計画的に使う、などの約束の下
アルバイト
をしたことで得たものがたくさんありました。
何より親や先生以外の大人と接し、教えられたり注意されたり、
ほめられたり怒られたり・・・一歩外の世界に出れば一人の
社会人として扱われるんだと気がついたこと。
学校の評価基準とはまた違ったものさしで、人間として
見てもらえること。
社会に接することで、責任感や自立心がましたのではないかと
思います![]()
家にいるときは頼りないままだけれど、そとではそれなりに
一生懸命やるんだなと私が気づくこともできました(笑)
あまり自立して早く遠くに行ってしまうのはさびしいけれど、
しっかり自立して稼げるようになってもらうことが
マネー教育の最終目標![]()
皆さんのお宅はまだまだ先かもしれないけれど、
いつか親にも勇気と覚悟が必要なときがくることを
覚えておいていただけたらと思います。