いなかにある不動産の話 | めざせ!FP3級!~女性FPのお金の花道~

めざせ!FP3級!~女性FPのお金の花道~

すべての方々に、FP3級程度のマネーリテラシーを普及できたら…
キッズ・マネー・ステーションの女性ファイナンシャルプランナーたちが
さまざまなお金の知識をご紹介いたします。

こんにちは。
第3週担当の柴田です。
今回、とても遅くなって申し訳ございません。


さて、もう夏休みに入ったところも多いかと思います。
いろんな行事が目白押しの季節ですね。
今度の週末は小さいながらも地元のお祭りで、
町内を子供たちと一緒にくまなく巡ってきますうちわ


そして年々て思うこと。
空き家や利用されなくなった土地が多くなったなとしょぼん
夏草の生い茂るこの季節。
人の手が入らなくなったところは一気に草に埋もれていくのです。


私の住んでいるところは一応首都圏ながらも、
首都圏の胃袋を支える田畑が広がる田園地帯。
でも若い人は都市部へ働きに出てしまい、
住んでいるのは年老いた世代のみと言うのが多い、
・・・要は「いなか」です山と茶畑


そんなところなので、
・年をとって耕せなくなった
・子供のそばで暮らすことになった
等で人の手が入らなくなり、荒れていくところがそこかしこに。



以前は土地や建物の「不動産」は資産でした。
でも、今は大きく様変わりしていると思いませんか?


もちろん、今でも需要の多いところでは有効な資産でしょう。
だけど、有効に活用できない、需要もないところでは
コストばかりかかる資産とは言い難いものも多いです。


固定資産税をはじめとした保有コストもかかりますよね。
たとえ農地でも市街化区域だと宅地並課税だったりします。
売却しようとしても買い手がつかない、
売るには古家の解体や荒れ地の整備に費用がかかったり。


資産だと思っていたものだけど、
いざとなると負債とまでは言わないまでも
大きな負担となることも十分考えられる不動産。

帰省などでいなかへ帰る人も多いこの季節0
将来的にどうしていくか、少し考えてみる機会を持てるといいですね。

それでは。