退職後の健康保険はどうなる? | めざせ!FP3級!~女性FPのお金の花道~

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第4週担当の志甫真由美です。梅雨いりしたようですが、天気のいい日が続いていますね。


退職したら、健康保険ってどうすればいいのでしょうか?


今までは、お給料から勝手に引かれていたからわからないよ!


確かに汗身を持って経験しないとわからないものですよね。


退職後の健康保険への対応は、3つあります。


①任意継続被保険者となる。

被保険者期間が資格喪失の前日までに継続して2か月以上ある場合、退職日の翌日から20日以内に年金事務所などに申請します。加入できる期間は2年間のみで、保険料は全額自己負担です。


今まで、お勤めしていた会社の健康保険料をそのまま納めていくイメージです。お勤め中の保険料は、半分会社が負担していてくれたので、倍の金額を支払うようになります。会社によっては、年金事務所で手続きではなく、会社にも申請が必要な場合があります。


②国民健康保険に加入する。

退職の翌日から14日以内に市区町村へ届ける。自分で全額保険料を負担します。


③被扶養者となる。

一定の要件を満たしますと、会社員の家族の被扶養者となることができます。保険料の負担はありません。


退職しても、健康保険に加入しなければなりません。退職してから、こんなにお金がかかるものなんだ!!とあせることのないようにしたいものですね。