皆様、こんばんは
第2週担当の安田晶子です。
もう6月。今年も半分が過ぎるということですね。
1日、1日を大切にしていきたいなって、最近すごく思うようになりました。
皆さんは、今年に入って、頑張り始めた事はありますか?
私は暫く休止していたマラソンを始めました。
これまで、寒い時期だけ、思い出したように走っていたのですが
今年は夏も走り続けたいと思います。
ただ、ひとりでは続かないと思い、仲間を探してみました。
ネットで見つけたグループに、来週、合流してみようと思います。
新しい出会いも楽しみです。
さて、それでは、今週のテーマ
介護保険です。
平成24年度、公的介護保険が改正されています。
少しずつ、色々と変わっているのですが、
在宅サービスに於ける部分について、ご紹介いたします。
地域密着型サービス
24時間対応の「定期巡回・随時対応サービス」の創設
要介護者の在宅生活を支えるために、日中、夜間を通じて訪問介護と訪問看護が
連携しながら、短時間の定期巡回型訪問を行います。
これにより、1日に複数回の短時間の訪問ができるようになります。
利用者からの連絡により、電話による対応や訪問などの随時対応を行なう、
随時対応サービスによっても、24時間利用することができます。
訪問系サービス
訪問介護の時間区分の変更
訪問介護の身体介護における時間区分が変更されました。新たに、20分未満の区分が
創設されました。
新設されたのは、 20分未満で、単価が1,700円という区分です。
これまでは最短で 30分未満、2,540円 という区分がありました。
30分を、更に10分短くすることにより、1日に複数回の短時間訪問で、より重度の要介護者の
在宅介護をサポートすることができるようになります。
その他、要介護度も療養病床以外の場所で受けられる体制を目指し、介護福祉士および介護職員
(所定の研修を終了してから)
は、一定の法律の下で「たんの吸引」なども行えるようになりました。
今回の見直しは、高齢者の尊厳を保ち、
自立を支援する、という
介護保険の基本的な考え方を貫くためのもの。
テーマは、
「医療と介護の機能の分化と連携の強化」
そして、
柱となるのは、要介護者の地域での自立した生活を支援するための
「地域包括ケアシステム」
医療や介護などのサービスを、住み慣れた地域にいながら、いつでも受けられる。
というものです。
これを実現するためにも、24時間の在宅サービスの充実を目指しているわけです。
制度は改正されましたが、このシステムに則ったカタチで、
即ち、高齢者の尊厳を守り、自立を支援するという基本を守りながら、
介護ができるサービスを作っていかなければ意味がありませんね。
介護サービスは、公的介護保険が適用になるとは言っても
ビジネスとして、仕事として携わる側にとって、なかなか収入に繋がるものに
なっていないのも現実。
既に高齢化社会を迎えている日本で、このあたりは、もっともっと
皆が議論に参加して、支えていかないといけない分野なのでしょうね。
それではまた来月、お会いしましょう
P.S. ご案内です。
さて、私、
来月から横浜の八洲学園大学でセミナーを複数回開催する予定です。
ファイナンシャルな目標設定 ~「夢ボード」とライフプランを作ろう
この大学、全国どこからでもWebでも受講が可能!な、画期的なエクステンション講座
システムを立ち上げています。
花道ブログでもお話していることを散りばめながら、お話する予定です。
興味を持ってくださりそうな方にご案内くだされば嬉しいです