第4週担当の志甫真由美です。
すっかり冬らしくなってきましたね。近くの保育園では、「おたふく」が流行っているそうです。そんな季節になったんですね。
さて、今日は、「年金を増やすには」です。
年金は、大きく分けて2つにわかれます。
国民年金
厚生年金
皆が納めている「 国民年金」についてみていきましょう。
国民年金とは、収める人で3つに分けることができます。
第一号被保険者 学生・自営業
第二号被保険者 会社員・公務員
第三号被保険者 主婦(第二号被保険者の配偶者)
保険料納付の方法は、被保険者によって異なります。
第一号被保険者 自分で納付
第二号被保険者 会社が納付
第三号被保険者 収める必要なし
国民年金を自分で納めている第一号被保険者は、年金を増やすことが自分でできます。
付加年金
2年で元が取れる付加年金
と言われています。
65歳以降、老齢基礎年金に上乗せする第一号被保険者のための年金です。
保険料は、月額400円
老齢基礎年金の月額に、200円×付加保険料納付月数の金額が加算されます。
付加年金の保険料を10年間支払うとしますと、保険料は月額400円ですから
400円×120月=48,000円
48,000円の支払いとなりますね。
将来受け取れる付加年金の年額は、200円×付加保険料を支払った月数ですから200円×120月=24,000円
毎年、生きているかぎり24,000円受け取れるわけです。
24,000円×24ヶ月(2年)=48,000円
2年で支払った保険料の元がとれるわけです
短期間保険料を支払った場合をみていきましょう。
3年間しか支払えなかったとします。
保険料は、400円×36ヶ月=14,400円
合計で14,400円の支払いとなりますね。
将来受け取れる付加年金の年額は、
200円×36ヶ月=7,200円
毎年7,200円が受け取れます。
7,200円×24ヶ月(2年)=14,400円
短期間でも2年で元が取れるのです
手続きも簡単。市町村役場の国民年金窓口か年金事務所で、「付加年金を支払いたい」といえば
注意点としては、
保険料を免除されている人や保険料を滞納している人は、付加年金保険料を納めることはできません。
同じく国民年金上乗せ制度である国民年金基金に加入している人も収めることはできません。
保険料納付免除者や滞納者、国民年金基金に加入している人は、加入することができません。
2009年5月に試験問題としても出ていますので、しっかりチャックしておきたいものですね。