こんにちは、第4週の八木陽子です。
いよいよ梅雨入り、むしむししますね。
先週ご担当だった、第3週のFP近藤木綿子さんは、
今年から多重債務者支援の活動をされてますが、
私も、最近、普通の家計相談、マネー相談の中で、
実感するのが、
消費者金融の借金の返済で悩んでいる人が
いるということ。
お話しながら、いろいろな家計の建て直しや
スリム化の方法を探りますが、
私自身が、お話を聞いていて、
胸のうちがどんよりしてくるときがあります。
なぜって、借金には負のパワーがあるから。
でも、先日、6月22日付けの読売新聞から、
一つ、ヒントになる記事がありました。
投資に失敗して、1億円以上の借金を背負った
金森重樹さんのインタビューです。
(現在、行政書士、および実業家として活躍しているので
ご存知の方も多いでしょう)
「借金は『メンター』『師匠』です。
小突き回され、鍛えられたおかげで、
僕は覚醒し、物事の裏側を確実に見通す力をつけられました。」
(略)
「消費者金融からの借金ので悩む人は、返すのに
精一杯だが、ビジネスで巨額の借金を作った人は、
再起のチャンスをうかがっている。」
(略)
「借金に小突きまわされて逃げ回るのではなく、向かっていって
乗り越えれば、借金は素晴らしい先生にもなるのです」
この記事を読んで、
以前、ダンナ様の借金で苦労し、
お金のことをあきらめかけていた女性の言葉を思い出しました。
「八木さんと話して、もう一度、自分の人生を、お金を、
仕切りなおそうと、勇気がでました」
消費者金融の怖さを知らずに利用してしまった人はいるけれど、
でも、それにうちのめされずに、乗り越える勇気を持ってほしいと思います。
FP、弁護士、司法書士、いろんな人の手を借りることができれば、
きっと、解決方法はあるはずだと思っています。