こんにちは、第3週担当の近藤木綿子です。
先日、FP会員限定の勉強会があり、
このキッズ・マネー・ステーションの原点でもある
オーストラリアのファイナンシャル教育について
八木さんにお話していただきました。
その中で、オーストラリアのファイナンシャル教育の
必須教材になっている「本」の話がでてきました。
その本は、もともと数学の先生が
「子供達にもっと数学に興味を持ってもらうために」
身近なお金や職業の話などを盛り込んで作られたそうです。
(私はまだ実際に読んでいないのですが)
「なるほど!」と思って家に帰ると、
5歳の息子が欲しいおもちゃを買うために
一生懸命小銭を数えておりました。
まだ掛け算を知らないので、
100円と10円で110円
110円と1円で111円
111円と1円で112円
112円と5円で117円
117円と5円で122円
というふうに1枚1枚を足していきます。
そして、買いたいおもちゃのためには、
「いくら足りない」と子供なりに実感するのです。
欲しいもののために お金が必要、
お金を数えるのに算数が必要
この関係って、教育を受ける原点のような気がします。
今は受験のためにいろんな知識が子供達に要求されますが、
実生活のための知識として、教育が身について欲しいものです。