こんにちは、第3週担当の近藤木綿子です。
先日、FP会員の金子由紀子さんを講師とした「子供の教育費」の勉強会がありました。
そのなかで、「中学受験させようと思っていなかったのに、
塾に通わせていたら、やっぱり私立を受験する事になり、
無事合格し通っているというお子さんがたくさんいるというお話を聞きました。
とってもめでたい話ではあるのですが、
もともと中学から私立に通わせようと思っている家庭と
突然私立に通わせようとした家庭では、
教育費の大変さが違うんだろうなと思ってしまいました。
これから私立受験させようとしているお母さんに聞いてみたところ、
生まれてきたときから積立をしてきたということ。
やっぱり、心の準備・お金の準備をしているんですね。
しかし、一方では子供の教育費を実家(子供にとっては祖父母)に頼っているという話も聞きました。
教育費に限らず、実家に頼るというのは一昔前までは当たり前のことだったかも知れません。そして、いまだ裕福な世代がいるのも現実です。
うらやましいと感じる一方で、
どんどん金銭感覚が鈍っていく心配も感じられました。
生活費・教育費など親のすねかじりというのは、この世代まではどうにかなるかもしれません。
しかし、この格差社会の中で子供たちが親になった時、
実家に頼れるのはきっとほんの一握りの気がしてなりません。
そのためにも、親子で金銭感覚を磨き
実家に頼らない、自立した家計を作ってほしいと思います