景気をどうやって調べる? その2 | めざせ!FP3級!~女性FPのお金の花道~

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さまざまなお金の知識をご紹介いたします。

日曜日は、久しぶりに、東京は大雪でしたね。雪

真っ白な雪はロマンチックですが、雪かきや

月曜日の朝が、ちょっと大変・・・・。


さて、景気指標の続きです。

今日は日銀短観について。


こちらは、平たく言ってしまえば、
全国の会社経営者にに、
「あなたの会社の景気はどう?」
と聞くアンケートのことです。


良いと答えた会社の比率から
悪いと答えた会社の比率をマイナスした数値です。


3、6、9、12月の年4回行われていますが、
回答率がよいことから、
景気を判断する重要な指標と言われてます。
ここのところ、また下がっていますね。


あと毎月公表されている景気動向指数といわれるものが
あります。
これは50%を超えているかが判断の別れ道で、
50%を超えていれば、景気がよくなっていると考えます。
一致指数が50%を上回ると景気は上向き、下回ると景気は
下向きと判断されています。
2月6日に発表されるのは、上回ると言われていますが。


最後に、先月話題となった、消費者物価指数について
述べたいと思います!

小学生新聞にも、消費者物価指数が解説されていて、
「小学生には、こうやって説明すればいいのか!」
と感心しました。

すっかりニュースな言葉ですが、
消費者物価指数は、基準年の物価を100とします。
そこからどのぐらい物価が変化したかを示すものです。

ここのところ、ガソリン、灯油などのエネルギーや
食料品が値上げされ、高い伸びとなって、
話題を集めたのです。
物価が上がると、手持ちのお金が目減りしたことになります。

どう動くかは、気になる指標です。


でもこれは、数値を見ないでも、日常生活で実感している
人も多いことでしょう。


発表される指標は数値、そして、自分の実感の両方を、
投資や家計の防衛術に生かしたいものですね。


それではまた来月!

第4週の八木陽子でした~音譜