こんにちは、第3週の八木陽子です。
遅ればせながら、今年もよろしくお願いいたします。
ここのところの株価の動きに、
すっかり投資に二の足を踏んでいるという人は
いませんか?
相場の見通しも、専門家によっても違うし、
そもそも、投資方法は、絶対といった正解もないものです。
しかし、そんなときだからこそ、
投資の基本をがっちり押さえたいと思います。
今回は、「景気を、どうやって調べるのか?」
という素朴な疑問をもとに、
2回にわたって、
経済指標、景気指標といわれるものをご紹介したいと
思います。
ちなみに職業柄、私はいろんなデータを取り扱うので、
ときどきチェックしているのが、下記のサイトです。
ポータルサイトは、直接金融に関係ない指標も
ありますが、へぇ~と眺めてしまうことも。
http://portal.stat.go.jp/Pubstat/top.html
日経新聞の購読者なら、
毎週月曜日に指標が紹介されています。
ネット上なら、こちらにも。
http://www.nikkei.co.jp/keiki/
そうそう、いろんな指標があるもんだぁと思ったところで、
いくつか有名どころを解説すると…
まあ、なんといっても、はずせないのは「GDP」(国内総生産)。
金融も経済も疎いという人でも、
よくニュースなどでも、「GDP成長率がどうした」とか
聞いたことがあるでしょう。
言ってみれば、経済指標のトップに君臨する
キングオブ指標です。
GDP成長率は、一つの国の経済がどのぐらいの勢いで
成長しているかを示すもので、四半期ごとに
数値が公表されて、それが前期と比べて
どのぐらい伸びているかを示しています。
ちなみに、先日、2008年のGDPの成長の見通しは、
2.0%増と政府が発表していましたね。
先進国は、どこも2%前後が多いですが
中国は、ここ数年の成長率は10%以上。
インドも9%、ロシアは7%ぐらい。
こんな指標で、投資先を考えるヒントになるのかもしれません。