気づくともう、秋ですね。
ご無沙汰しています。
先週くらいから、あちらこちらで運動会が開催されて
いるようですね。
今週末は、うちの子ども達が卒園した保育園の運動会。
全員参加のリレーには、毎年感動させられました。
一生懸命って、良いですよね。
さて、今週も金曜日になってしまいました・・
住宅ローンの色々・・ということで、
預金に連動するローンをご紹介いたしましょう。
預金連動型住宅ローンって!?
預金残高に連動して住宅ローンの利息が変わる
住宅ローンです。
一部の銀行でしか、扱っていません。
代表的なものは、ローン借入れ先の銀行に預金残高があれば、
残高と同額までの借入金には利息がかからない仕組みです。
たとえば、2000万円を金利3%、10年で借りると
支払う利息の総額は約317万円です。
このとき、もしも1000万円の現金を預けると・・・
ローンと預金残高の差額が、1000万円になりますね。
利息がかかるのは、その部分のみなので、
支払う利息の総額は約158万円。
利息も半分です。
借入れをする時に預金がなくても、
その後、少しずつでも増額していけば、自動的に
預金残高までは利息がかからなくなるのです。
手元に現金がある場合、住宅の頭金として払い込んでしまうと、
いざという時、新たな借入れが必要になってしまうかも
しれませんね。
しかし預金連動型住宅ローンなら、ローンを目一杯借りた上で
利息支払いのコストを減らすことができます。
また、一方で自由に使える預金を手元に残せるのです。
ローン残高が多いと、所得税の住宅ローン控除にメリットがあります。
住宅ローン控除が受けられる期間は、10年と15年。
10年を選ぶと、ローン残高2500万円まで、当初6年間は残高の1%、
残りの4年は0.6%が税額控除されます。
1年目のローン残高が2000万円なら、1%の20万円の所得税が戻ってきます
(納めた所得税額が限度)。
一方、残高が1000万円なら、戻る所得税は10万円までです。
預金連動型住宅ローンは、その銀行に預金をすることが、
繰り上げ返済をするのと同じ効果(ローン利息節約の効果)となります。
そして、さらに、住宅ローン控除で得になるわけです。
住宅ローンを考えている方、とりあえず、検討してみる価値が
ありそうではないですか!?
それではまた。
秋の夜長、コオロギの声を聞きながら・・・
安田晶子でした。