第4週の八木陽子です。
最近、ドサドサッと金融機関からの封書が
増えていますよね。
きちんと開封せずに、そのまま置いている…
なんていう人もいませんか?
郵便物が増えたそのワケは・・・
9月30日より、「金融商品取引法」というものが
施行されるからです。
かなり前から、なんかそんな法律の名前聞いたゾ
と思いませんか。
そうなんです!
昨年の6月の通常国会で、成立したのです。
そのときは、来年施行かあ・・・なんて思ってことを、覚えています。
(しかし、1年ってあっと言う間!
今年もあと、3カ月と思うと、焦りすら感じる私・・・)
さて、まずはなぜこの法律が必要だったか説明すると・・・
もともと、金融商品に関しては、いろんな法律が
縦割りに作られていたんです。
でも、縦割りだと、その法律と法律の隙間を狙うような
商品が出たり、被害者が出たり・・・と
金融商品が複雑になるにつれ、さまざまな問題が生じてきました。
それで、包括的、横断的な、
消費者を守るためのルールが必要だということになって生まれたのが
「金融商品取引法」なんですよ。
これは、イギリスの法律をお手本にしたと言われています。