こんばんは。安田晶子です。
今週も開始が遅れてしまいました~。
もう、水曜日の深夜・・・あ、今、日付が変わってしまいました。
すみません。
さて、今週は、金融詐欺について、あれこれを
書いてみたいと思います。
オレオレ詐欺の件数と被害金額 | |||
時期 | 件数※1 | 金額※2 | |
2004年 | 14874 | 191億2872万円 | |
2005年 | 6854 | 128億6201万円 | |
2006年 | 7093 | 146億7626万円 | |
※1 既遂、未遂両方含む | |||
※2 既遂のみ | |||
警視庁ホームページより |
これは、警視庁のホームページに載っている数字です。
今では有名になり過ぎてしまった オレオレ詐欺。
こんなに多額の被害が実際に出ていることに驚きます。
1件あたり、200万円平均の詐欺ということですね。
電話一本で200万円は、被害はかなり大きいといえるでしょう。
最近は、金融機関のATMの払い出しや振込みの限度額が低くなり、
とても不便だと思いますが、こういった犯罪への対策だと考えると、
仕方ないと思えますね。
しかし、だからといって、金融詐欺は減ることがありません。
ATMからの振込みが無理ならば現金をバイク便などで
運ばせるなど、手口が様々に広がっただけのようです。
警視庁の警告は、
怪しい電話は一旦切ってかけ直す。
必ず、家族に事実を確認する。
などの他、おもしろいものがありました。
この犯罪、関西では被害が少なく、関東で多いそうです。
何故かというと、大阪のおばちゃんは、だまされないから。
大阪の被害は、東京のまさに10分の1だそうです。
大阪のおばちゃんは、まずは、疑ってかかるそうです。
そして、電話の相手に
- 「電話一本でそないな大金振り込めるかい!」
- 「うちの息子は、オレオレなんて名前やあらへん!」
- 「あんた誰や! ええ加減にせいや!」
と、応酬するそうです。
さすがのパワーですね。
詐欺というのは、それにひっかかる側にも
それなりの理由がありそうです。
では、次回はネット上の金融詐欺についてお話します。
おやすみなさい!