森田です、今日も暑いですね・・・
さてこの時期、持ち株会社からの封書がバカスカ届いています。
「定時株主総会」のお知らせで、3月の次に この時期が最も多いです。
場所は、本社所在地だったり、ホテルのホールを借りたり。
出席できない人には、「議決権行使書」というハガキにに賛否を表示し、
送付ください、と同封されてきます。
平日昼間が多く、土曜や日曜の開催が少ないのと、
地方在住の方はなかなか株主総会に出席するということも
難しいとは思いますが、一度は体験してみてくださいね。
雰囲気は、取締り役などの経営執行部 対 株主様。
別に対立構図ではなく、まじめな、まじめな、経営説明会。
直接の質疑応答などが、ひと通りの説明の後に組まれています。
中には、心底会社を応援している個人の株主様がいて、
「祖父の代から三代続けて貴社の株を保有しています。」
「沖縄から総会出席のため、飛行機で来ました。」
とかいうご年輩もおられます。
会社側も、ぜひこういう株主様を大切にしてもらいたいですね。
どんな内容なのかといいますと、
事前に召集ご通知とともに資料の冊子が届き、その中に
決算書類や議案の内容がびっちり細かい字で書いてありますが、
●監査報告や業績の説明
●資本や定款などの変更
●取締り役や監査役の選任や解任など
●株主配当金のことなど
で、決議事項はそれぞれ○号議案としてあります。
司会進行には社長が直接あたる場合が多く、
年に一度、社長の花道として最も緊張する日だそうです。
株主総会をつつがなく終了した後、
社長はガックリと肩の力が抜け、ホッとして疲れた~
とつぶやいている、と側近の方が言っているのを耳にしました。
今はネットで簡単に上場株が買える時代。
個人投資家の裾野も広くなったから、
総会に出席しない個人の株主様が断然多いですね。
定足数を満たすためには、大口の株主様の協力が不可欠なようです。
大手企業で、総会自体が大規模になると、
時間内につつがなく議事進行することも大変になってきます。
2001年の商法改正により「単元株制度」が導入されて、
売買単位である1単元=1議決権となりました。
昔は「総会屋」とよばれ、株主が質問できる権利を逆手にとり、
「株主総会を大荒れにして議事進行を妨げてやるゾ!」
と経営サイドを脅して、裏金を出させるヤカラがおりましたが、
今はそういうことはほとんどないと思います。
企業によって出席した株主におみやげを配ったり、経営サイドとの
懇親会に軽食を提供したりするところもあります。
何をかくそう、私も最近ある株主総会と懇親会に行ってきました。
ホテルの立食形式で、と~っても美味しいのです。
(ということは昨年も経験したってことですが・・・。)
“花よりだんご”???
とにかく、これははずせない、絶対いかなくちゃ…と思っております。
必然的に売らずに長期保有する株主様にならざるをえませんから、
企業側にとっても、私のような
“食いしん坊の株主様は、がっちりキープ”
ということになります・・・(笑)。
株主優待の優待品が良い会社の株を買う・・・人も多いですが、
こういう株式投資の楽しみ方もありますよ。
なんか、総会の内容はイマイチ勉強不足でわからないことが多かったけど、
とにかく満足した・・・私なのでした。
今週のテーマ、身近な社会問題ではなく、
今回は身近な食の満足情報となってしまいましたね・・・(笑)。
では、また来月お会いしましょう!