金利の分け方いろいろ | めざせ!FP3級!~女性FPのお金の花道~

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すべての方々に、FP3級程度のマネーリテラシーを普及できたら…
キッズ・マネー・ステーションの女性ファイナンシャルプランナーたちが
さまざまなお金の知識をご紹介いたします。

先日触れた、日銀の金融政策ですが、
金利のコントロールだけでなく、
市場に出回るお金の量のコントロールもしました。

市場に出回るお金がたくさんになれば、
お金の価値が下がりますよね。
そうなると、インフレに転じやすくなります。


デフレというのは、昨日までの「100円」が、今日「101円」の価値が
出るような状態です。物価が下がっているので、100円しかなくても
どんどんいろんな物が買える状態のこと。
日本はデフレが続いたので、緩やかにインフレに転じるような
政策が必要だったわけです。


さて話を金利について戻すと、
ひと言、金利といっても、分け方はさまざまです。
①短期金利VS長期金利
②固定金利VS変動金利
などがあります。



一般的には、1カ月の定期と
1年の定期では、どちらが金利が高いでしょう?


答え:そう、1年定期のほうが金利が高いですよね。
一般的には、長期金利のほうが短期金利よりも
金利が高く設定されています。

しかし、今後、短期金利が下がるという見通しの場合は、
どうなのでしょうか?
そうなると、長期金利のほうが低く設定されていることもあるんですね。



固定金利と変動金利は、住宅ローンでおなじみの
方も多いでしょう。

契約期間中、金利が動かないのが固定金利、
見直しされるのが変動金利です。

固定金利と変動金利のどちらがお得かというのは、
その時々によりますが、
低金利のときは、固定金利を選んだほうがよいです。


まだまだ、名目金利VS実質金利などいろいろありますが、
また機会あったときにでもお話しましょう。


第4週の八木陽子でした。