今週はすっかり出遅れてしまいました~。
木曜日デビューとなってしまった第4週八木陽子です。
さて、私も森田さんのバトンを受けて、
今週は「マネー経済用語」でいこうと思っています。
実は今、細野真宏さんの「経済のニュースがよくわかる本」世界経済編を
読んでいるのですが、これ、ものすごくいいです。星5つ!
…なんて、他人の本をベタ褒めしている場合でなく、
4月に私の著書も出しました。「6歳からのお金入門」(ダイヤモンド社)
皆さんご購入くださいね。こちらも星5つです(たぶん)。
おこづかいから、銀行口座の開設、株式投資まで、
この1冊を読めば、親子で、「お金力」がアップしますよ。
さてさて、宣伝はこれぐらいにして、、、
みなさん、先物取引、オプション取引、ヘッジファンド…
このあたりの用語は聞くけど、なんか難しそう、怖そうって、思い込んでいませんか?
今週はこのあたりを説明したいのですが、
まず先物取引。
先物取引とは、「将来、事前に決めておいた日に決めておいた価格で取引をする」
というもの。
もともとは、輸出企業などの経営を安定させるものだったのですよ。
なぜなら、たとえば、アメリカ企業に、1億ドル分の車を輸出したとして、
支払いは、数ヶ月ですよね。そのときの為替相場は分かりません。
万が一、円高になってしまったら…。受け取る円は減りますよね。
同じ1億ドル分の車を輸出したというのに…。
そのため、あらかじめ、取引価格を固定させることによって、リスクを減らせるわけです。
なんだか先物というと、「商品先物」とかのイメージが強く、難しそうだと思いがちですが、
意外と話はシンプル。そして、企業経営を安定させるためにはなくてはならないものだったのです。
企業がリスクヘッジに使っていたものだったのですね。
それが、今は、お金を儲ける手段として使われるようになってきたのです。
では、明日は、先物取引を進化させた形の、オプション取引についてご説明したいと思います。