寒い!地球環境はほんとうに大丈夫なのか~?![]()
こんにちは!また第3週がやってまいりました。
さて今週は、ガラッと趣向を変えまして、
「世界経済について語ってみよう!」
と、たいそうなテーマをぶちあげました、森田です。
ただ今、興味がありまして、
「へぇ~、面白ーい!」とアジア諸国の経済の事情などを
ぼちぼち勉強しているので、基本を語らせていただきます。m(__)m
今や大手日本企業のほとんどが海外の消費者を向いているので、
企業の業績や株価は、進出している各国の動きや為替に
大きく左右されるようになっています。
「もはや、日本の市場だけを見ていてはダメなんじゃないか?」
私はこんな投資観をもちつつ、
子供にも、グローバルなニュースに関心をもつように、と言っています。
各国貿易の規制がゆるやかになり、
輸送や金融が短時間に行なわれ、便利になった今、
国をまたいだ物流の形態もずいぶん変わりましたね。![]()
政治の世界と経済交流は別々に動いている・・・。
米国や日本の経済にとって、今や中国なくしては語れません。
中国で生産した衣料品や雑貨、野菜などは、
国内の近郊から産直品が届くような感覚で市場に出回っているし、![]()
手先も器用な中国人は、次々に日本の技術や経営手法を取り入れ、
自分達の身につけています。![]()
大手企業のシステム関係、ソフトウェアにはインド人の頭脳が不可欠。
インドの理数教育はすごく進んでいるので、この道にかなうものなし。
英語も話せる強みで、エリートを世界に輩出しているのです。![]()
ロシアの経済成長も目を見張るものがあります。
ドルの保有高もスゴイですし、個人消費が群を抜いている。![]()
なぜ賃金レベルでは低いのに個人消費が強いのか?と言えば、
旧ソ連の崩壊にともない、社会主義時代の国家の財産である
個人の住宅が無償で与えられたので、ロシア国民は住宅ローンを持たない。
つまり稼ぎは、まるまる消費できるという話です。
そしてなんといっても、石油の埋蔵量が世界一だというのも強みですね。
ブラジルの産業は何と言っても鉄鉱石。
広大な国土で食料自給率も高いし、
政権も安定しているのでコレからの成長が期待されます。
サンパウロの自動車はすでに、エタノール燃料のフレックス車が
ほとんどです。![]()
いままで語った諸国は、それぞれ
ブラジルのB,ロシアのR,インドのI,チャイナのC,の頭文字をとって
「BRICs」(ブリックス)と呼ばれています。
日本経済は今このBRICs諸国の経済に注目しています。
なんといってもこの諸国の共通点は、「資源大国」だからです。
そして人口も多い。
先進国となった日本は、やはり国土がせまく資源が足りない。
食料やエネルギーの大半をどうしても依存せざるをえません。
人口の多い国では消費も大量に行なわれますから、
今後、日本の経済成長は、この資源大国とのお付き合いにかかっている、
といっても過言ではないと思います。
ご存知のように、日本は今超低金利です。
諸外国では現在日本よりもはるかに高い金利で、金融が行なわれています。
外国の債券や株式に投資するということは、
その流れにお金を乗せてやることで、大きく成長もします。![]()
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ただし、短期間で考えるならば、為替の影響で浮き沈みもあるでしょうし、
国内では遭遇しないだろう政治的な「事件」に合うかもしれません。
だから、一国ではなく、複数の外国に分散してお金を働きにだし、
「なんかあったらお互いに助け合ってね!」
と自己資金にお願いしています。
今は東西冷戦の時代ではないし、
世界各国が同時に共倒れすることはないと思うから。
ユーロ圏の欧州、ドルの米、円の日本。
通貨も分散することになるので、為替のリスクも抑えることになる
と思っています。![]()
国際分散投資というと、なんかたいそうに聞こえますが、
これってリスクを抑える、カターイ投資と言えないでしょうかね?
