今週は、フラット35についてお届けしています。
ところで・・・
前回のブログで、誤解を招きそうな記述内容がありましたので
改めて記述させていただきますね。
現在、フラット35には買取型と保証型の2種類があります。
買取型は、機構がフラットを取扱っている民間金融機関から
住宅ローン債権を買取りそれを証券化することで
長期固定金利のローンを提供しています。
一方保証型は、金融機関自身がローンを証券化し
機構がローンに対して保険
(借入者が金融機関への返済が遅れる場合に金融機関に対して
保険金を支払うという住宅融資保険)
を引き受けすることで長期固定金利のローンを提供しています。
※詳しいスキームについては、こちらへ・・・
フラット35(買取型)http://www.flat35.com/guide/shikumi/index.html
フラット35(保証型)http://www.flat35.com/hosyo/shikumi/index.html
フラット35(買取型)の利用は、
新規に住宅を購入する資金に限られており
すでにローンを借りいている人の借換えには
利用できませんでした。
でも、
フラット35(保証型)については
新規に住宅を購入する際の資金はもちろんのこと
ローンの借換え資金にも利用できるのです。
「 えっ!?
借換えにも利用できるの? 」
という事実に、実はわたし自身が驚いていたりします。
昨年、住宅ローンアドバイザーという資格を
取得したのですが、その講義の中でも
そのような記述はなかったし
「 フラット=新規購入資金 」
というのが定説のようになっていたので
借換えにも利用できるということは
正直知りませんでした。(スミマセン!)
保証型については
以前から制度自体はあったそうなのですが
今まで取扱う金融機関がなく、ほとんど知られていなかったそうなのです。
事実、現在取り扱っている金融機関は
千葉興業銀行と東京三菱UFJ銀行の2行だけですし
サービス自体も最近始まったばかりのようです。
また、フラット35(保証型)のローンは
繰上げ返済手数料についての取扱いが
金融機関によって違いますので注意が必要です。
※フラット35(買取型)は手数料がかかりません。
というように、少しややこしい感じがしますが
フラットを扱っている金融機関は
ほとんどが買取型の方ですので
前回のブログにも書いたように
①返済期間15年~35年の長期固定金利
②最高8000万円までの大型融資(但、所要資金の9割以内)
③保証料や連帯保証人が不要
④繰上返済手数料が無料
といった特徴がある、という認識で良いと思います。
今回、フラットについて取り上げてみましたが
調べてみると、色々と変更されている点があったり
知らなかったことがあったりと
なんだか、すっかり勉強になりました。
また、機会がありましたらフラットについて
違った視点からお話したいと思います。
第一週担当の玉井がお送りしました。
また次回お会いしましょう!