春の息吹がうれしい日々ですね。
第4週の八木陽子です。
教育費が1000万円とも2000万円とも言われる時代です。
先日、「国民生活金融公庫総合研究所」(平成15年10月)のデータを見ていたら、
勤労世帯の年収に対する教育費(在学費用)の割合は34%。
やはり、けっこう重たいですよね。
しかも、65%の家庭において、教育費以外の支出を削っている!とか。
自分のことよりも、子供の教育。…この涙ぐましい親の心を、果たして
子供は受け止めているでしょうか?
子供が「学校にはお金がかからない」と思っていてビックリなんていう声を
聞くことがあるので、やはり、「生活にかかるお金」は
子供に説明する必要がありそうですよね。
このあたりのお金教育は、キッズ・マネー・ステーション
を見ていただくことにして…
今週は、生活全般のお金について、思いつくままに書いてみたいと思います。
まずは、子供のお金。
入学祝いをもらうシーズンのせいか、どうすればよいのかお尋ねされることが
増えています。
なんかちょっと前にも書いた記憶があるのですが、毎年恒例ということで、
3月末なので、改めて……
私は、まずは、「子供名義」の口座を開設することをおすすめしています。
なぜなら、「子供名義」って、聖域ですから…
自分の名義だと、ついつい気軽におろしてしまったり、
はたまた、株式などリスク商品に気軽に投資してしまいがち(私だけ!?)。
でも、やはり、子供の名義になると、慎重になります。
もしおろしてしまったとしても(!)、返金せねばというプレッシャーも
あったりします。
なので、できるだけ、「子供名義」を作ってみること。
これが、節約にもつながるのです。
では、「子供名義」にして、商品は? 次回は商品について書いてみたいと思います。