本日は私が実感した、物価について考察してみたいと思います。
他3人のメンバーよりちょっとだけ(?)長く生きている私の感覚でいうと、
昭和40年代~50年代にかけて物価は急上昇
目の当たりにしてきてしっかりと覚えている値段があります。
子供の頃、コロッケが1個5円。
10円で量り売りのお菓子が1袋買えた。
今はコロッケ80円。
袋菓子100円~150円ぐらいでしょうか?
またあまり値段が変わっていないものもあります。
えんぴつなどの文房具。
そして、私思うに「コーヒーの値段」
昔は高いから、「かっこつけて飲むもの」という大人の香りが…。
子供向けの本で当時のアバウトな物価を調べてみると、
【1955年ごろ】
・初任給(新任教諭)・・・1万円
・とこや・・・・・・・・・・・・・・100円
・そば・・・・・・・・・・・・・・・30~40円
・コーヒー・・・・・・・・・・・・50円
その昔は、昼食1食分より高かった・・・(@_@;)
それでもコーヒーは普及したんですね。
【1970年ごろ】
・初任給・・・・・・・4万円
・とこや・・・・・・・・600円
・そば・・・・・・・・・100~150円
・コーヒー・・・・・・120円
【1990年ごろ】
・初任給・・・・・・・18.5万円
・とこや・・・・・・・・3,500円
・そば・・・・・・・・・500円
・コーヒー・・・・・・300円
この辺から物価の上昇が止まりましたね
上がっているのは食料品ぐらいですが、
現在もコーヒーの値段はほぼ同水準です。
学生時代(1980年ころ)、
地方都市で喫茶店のアルバイトをしていました。
時給は400円~450円(東京あたりでは600円弱?)、
確かにその時コーヒーは250円でした。
バブルの時期があったのに、今と値段があまり変わっていません。
逆に値段がどんどん下がったものもあります。
それは「衣料品」。
冬物のコートといえば、昔の物価水準でも3万円ぐらいした。
ブランド品以外は現在1万円ぐらいで買えるのでは?
新しい子供服などは、お正月と誕生日に買ってもらうものでした。
私が生まれてはじめて、アルバイト料で買ったダウンジャケット、
流行り始めた当時、2万5千円ほどでした。
今は数千円でよりどりみどり。
このように生活必需品でいうと、
日本人が豊かになって、グルメな食品とかブランドなど付加価値に
お金を使うようになり、教育費や希少品が値上がり。
さらに「世界の工場」中国のおかげで、
逆に衣料品や雑貨、食材など日用品は値下がり。
ウムム、そんなことは遠い昔のことのように生活している私。
消費税導入のときもあんなに心配したのに、
今じゃ当然のごとく支払っている・・・。
人間って良く言えば順応性の高い生き物、
悪く言えば、過ぎ去ったことはすぐ忘れる生き物なんですね。
本日はなんだか長老のつぶやき、年寄り自慢みたいに
なってしまいました。
第3週を終わらせていただきます。
また来月お会いしましょう(^.^)/~~~