前回は、外貨の魅力のひとつは金利の高さ。
というお話をしました。
もうひとつは何でしょうか。
為替差益ですよね。
為替レートが動くことによって得られる差益。
例えば、USドル。
昨年末、115円から117円程度で推移していたのですが
今年になって120円を超す勢いで高くなっていました。
年末に、1ドル117円で1万ドル買ったとしましょうか。
117円 x 1万 = 117万円でした。
今年に入って円に戻したとすると、
1万ドル x 120円 = 120万円
117万円で買ったものが、120万円になって返れば
3万円の為替差益ですね。
3月になって、今度はドルは安くなってきました。
1ドル116円程度になっています。
すると、今の1万ドルは、
116円 x 1万 = 116万円です。
この場合は、円でドルを買って、また円に戻した場合
1万円の為替差損が出ることになります。
タイミングで大きく違いますね。
「外貨投資って、何のためにするのかな。」
素朴な疑問を投げかけてくれた人がいました。
投資というのは、経済活動の支援をすることに
よって得られる利益の配当。
それが基本だと思っている私にとって、外貨投資
というのは、単なる利ザヤ稼ぎなのです。
外貨を買うことが、どこかの国を応援することになるって
いう言い方もできますけれど。
たとえば、FX(外国為替保証金取引)は、日本の金利の低さを
利用し、円安を期待している日本人の中で流行っています。
これが利ザヤ稼ぎでなく、何かを応援する手段と言い換えようとすると、
日本が弱く、外国が強くなることを応援する
ということになるのでしょうね・・・
複雑な心境ですが、国外の株式や債券を買うという動きも
結果としては同様なのかもしれません。
年度末で仕事が終わらない私。
ばたばたとする中で、花道更新が遅くなってしまったこと
お詫びいたしま~す。
さて、最後になりましたが、私、中村晶子は、
仕事上の都合で、来月から安田晶子として登場する予定です。
新姓 安田晶子も宜しくお願いいたします!
今週は初雪が降るなど寒い日が続きましたが
来週は桜が咲きそうですね!
別れと出会いの季節ですね。
皆さんの新しい出会いに祝福!