こんにちは、第4週の八木陽子です。
確定申告のシーズン、真っ盛りですね。
子供の保育園の関係上、2月末日までに提出しなくてはならず、
滑り込みで、行ってきました。
毎年、毎年、余裕を持とうと思いつつ…ギリギリ。
これはもう性格かと思いますが、
今年は、とりわけ、しんどかったです。
いつもの確定申告に加え、贈与税の申告、株式譲渡所得の申告なども、
バリバリ(?)やってみました。
けっこう、気が付くことが多かったので、今週は、確定申告について
書いてみたいと思います。
まずは、相続時精算課税制度の内容について。
このブログでも何度か書いてますよね。
私も → http://ameblo.jp/kms2/entry-10015128559.html
http://ameblo.jp/kms2/entry-10015216790.html
第3週森田久美子さんも → http://ameblo.jp/kms2/entry-10020457076.html
そのぐらい有名になってきている制度です。
私も、何度もマネー記事に執筆する機会があり…
「2500万円まで、親からもらっても、税金タダって聞いたんでけど」
なんてご相談を受ける機会もあり…。
もちろん、タダとはいえ、きちんと確定申告はする必要はあるとは
知っていましたし、
「確定申告を忘れずにしましょう」なんて、
文章を書いたこともありました。
しかし! 実際に自分が申告をする際に、
添付する書類が多いのに、慌てました
1) 受贈者の戸籍謄本または抄本
2) 受贈者の戸籍の附表の写し(住所が分かればいいそうですが)
3) 贈与者の住民票の写し
4) 財産を贈与した旨の確認書
1と2の受贈者とは、お金をもらった人。
私は現在都内に住んでおり、たまたま戸籍も都内だったので、
ダッシュでスキマ時間に取りに行きましたが、
遠隔地にいる方、転勤で地方にいる方などは、要注意です。
3と4の、贈与者とは、通常、ご両親になると思いますが、
ご両親も近くに住んでいるとは限りませんよね。
両親に、「あさって申告に行くから、ダッシュで、住民票を取りに行って」とか
「贈与した確認書、速達で送って」などとは、
いくら親不孝の娘・私でも、言いづらいものがありました。。。
というわけで、相続時精算課税制度の申告のために、
徹夜するのは本人の自由ですが(笑)、
事前に、ご両親まで巻き添えにしないよう、きちんと書類はそろえましょう
この制度は、住宅の特例のほうも延長されましたし、
これから申告する方も増えてくると思います。
なお、もう一つのツボ。
住宅の特例の場合は、3500万円までが非課税です。
さらに、その場合は、登記事項証明書など、添付書類が増えますので、注意です。
実は、私自身も土地取得のためのお金だったのですが、
建築が追いつかず、また、3500万円までめいっぱい非課税枠を
使うことはないだろうとの判断で、
何に使用しても用途を問われない、
通常の2500万円の枠の相続時精算課税制度を選んだのでした。
たまに、住宅用の場合は、住宅の枠でしか申告できないと
思い込んでいらっしゃっる方もいるので、
コネタですが、覚えておいてくださいね!
ではでは、明日以降は、株式投資の申告について。