老後の食費 | めざせ!FP3級!~女性FPのお金の花道~

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すべての方々に、FP3級程度のマネーリテラシーを普及できたら…
キッズ・マネー・ステーションの女性ファイナンシャルプランナーたちが
さまざまなお金の知識をご紹介いたします。

今週のテーマ、女の子「女性の老後のそなえ」について。


老後の支出において、おさえておきたい「医病院・食ナイフとフォーク・住家」。


「医」や「住」に関しては状況に応じてかかる金額も違ってきますが、

人間は食べなくては生きてゆけませんから、

どうしても確保しておかなければならないものに、


「食費ナイフとフォークがあります。


夫婦2人でリタイア後、1食各500円として


1日(3食で)・・・・・・・・・・・・3千円。

1ヶ月(×30日で)・・・・・・・9万円。

1年(×12ヶ月で)・・・・108万円。


60歳定年後、80歳まで20年は生きるとして、

20年(×20年で)・・・・2160万円。


つまり夫婦2人食べていくだけで、2160万円が必要なのです。


「いえいえ、歳とったらつつましく。そんなに食費にかけません。」

1食400円で充分という方でも、

1日・・・・・・・・・・・・・・・・・・2.4千円。

1ヶ月・・・・・・・・・・・・・・・・7.2万円。

1年・・・・・・・・・・・・・・・・・86.4万円。

20年では・・・・・・・・・・・・1728万円。


1日3食のごはんだけで・・・(@_@;)



ところが、生きてゆくには食費の他に、

医療費(交通費)、住居費(光熱費)も当然かかってくるわけですね。


年金でどのくらいカバーされますか?


そして伴侶亡き後、残された女性の収入の道は・・・?

さて、いくらそなえればよいでしょうか?


幸いにして、「老後のそなえ」という目的ならば、

「長期積み立て」が可能な資金です。

20年間、30年間という長いスパンで用意すればいいお金です。


毎年、37万2200円を3%複利で積み立てると、

20年後には、1000万円になります。


「3%複利」というのは、決して非現実な数字ではありません。

現在の預金金利はもっと低い利率ですが、

20年前は、もっともっと高い預金金利がついてました。


今後20年間のうちには、少しずつ預金金利も上昇していくことが

予想されます。


そしてこのお金を投資して「運用」というレールにのっけると、

1000万円にとどまらず、お金

もっと大きな成果をもたらすことも可能になってくるのです。


そして「へそくり貯蓄=女性の老後のそなえ」の、もう一つの活用術。

長い人生の間には、お子さんやお孫さんのことなど、

時として予測しないことも起こりうる。

そんな時、万が一の緊急出費準備金として、大きな保障となることも。

(いくつになっても心配な母性本能・・・サガです。ドキドキ


さぁ、子育てが一段落してからでも充分間に合いますね。


今すぐ、へそくり確保に着手!!パンチ!

今週は女性の老後のために、へそくりのススメを展開いたします。チョキ