さて、先日の続き。
教育費の貯め方。
子供が小さいときは、「教育費、思ったより、かからないかも!?」
という思って、アレコレ習い事をさせたり、
「ま、あまり先のことは考えずに…」と放置しておくと、
”教育費の大波”は、あとから、ザップーンとやってきます!
そのため、千里の道も今日の一歩から。
まず、児童手当を毎月もらっている人は、それを、将来の教育費として貯めてみましょう。
5000円×12ヶ月=6万円ですから、10年もたてば、60万円に!
毎月は苦しいという人は、お年玉の平均は2万円ちょっとぐらいになるというので、
お年玉の2万円を毎年貯金するとしましょう。
お年玉も2万円も10年たてば、20万円になります。
これで、教育費はバッチリという金額とは程遠いですが、
中学・高校入学ごろに、少しでもまとまったお金を作っておくことは大切です。
少し余裕がある方なら、給与天引き。
最初から、「差し押さえ」をしてしまうのが、お金が貯まる方法ですね。
コツコツ積み立てる、一見地味な方法が、一番、確実です。
もし万が一というときは、おじいちゃん・おばあちゃんに泣きついて、
無税で贈与してもらうというアラワザ(!?)がありますが、まずはできるだけ、自助努力を!
先日も、「これから1万円とか少額でも時々貯金したいんだけれど、
どの商品にすればいい?」と聞かれました。
まずは、積み立て定期などで、ちょっとおろすのが面倒なものにするのがいいのでは
ないでしょうか?
もっと増やしたいとのことだったので、「リスクはある」と前置きした上で
「投資信託」の説明をしたところ、
さっぱり…なじみのない商品だったようで… 時間もないし、困りました。
最近は、株や投資信託を教育費として蓄えているという方も聞くようになりましたが、
やはり、元本割れのある商品なので、
「元本が減ってしまったので、高校に行かせられない」では、衝撃です…。
…そこで、登場するのが、個人向け国債です。
一定の期間を経過すれば、元本割れの不安もなければ、おろしづらい(←教育費では大切なことです)。
今のところ、定期預金よりは、利率もよいです。
というわけで、次回は、個人向け国債について、書いてみます。