個人向け国債 | めざせ!FP3級!~女性FPのお金の花道~

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すべての方々に、FP3級程度のマネーリテラシーを普及できたら…
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さまざまなお金の知識をご紹介いたします。

さて、個人向け国債について。


現在、個人向け国債は2種類あり、

変動型(10年)と、固定型(5年)です。

両方とも1万円から購入できます。


私としては、これから金利が上昇する可能性が高いので、

市場金利と一緒に変化していく「変動型のほうがおすすめすです。

万が一、そのお金が必要となっても、1年経過で、直近2回分の利子を

支払うのが解約の条件です。

つまり、1年ちょっと経過していれば、元本が守られます。

一方、固定型は、2年経過後直近4回分の利子なので、

解約の条件も分が悪い上に、その名のとおり、金利が、ずーっと固定されています。

これから、金利が下がるという読みだったら、固定金利はいいと思うのですが、みなさんどう読んでますか?


また、5年国債というものがあるのですが、個人向け国債の固定型(5年)は、

この5年国債の金利から、0.05%をマイナスした金利が適用されます。

だったら、5年国債を買ったほうがよいでは…と思うのです。


でもね、実際には、個人向け国債の変動型を購入しにいったら、

「5年固定のほうが人気ですよ」とすすめられると聞きました。

「人気ですよ!」と言われても、ちょっと待て、考えてみてくださいね!


教育費はやはりハイリスクをとった運用はできないと思います。

でも、こども保険や学資保険以外の貯め方があるので、みなさん工夫してみてくださいね。