さて、個人向け国債について。
現在、個人向け国債は2種類あり、
変動型(10年)と、固定型(5年)です。
両方とも1万円から購入できます。
私としては、これから金利が上昇する可能性が高いので、
市場金利と一緒に変化していく「変動型」のほうがおすすめすです。
万が一、そのお金が必要となっても、1年経過で、直近2回分の利子を
支払うのが解約の条件です。
つまり、1年ちょっと経過していれば、元本が守られます。
一方、固定型は、2年経過後直近4回分の利子なので、
解約の条件も分が悪い上に、その名のとおり、金利が、ずーっと固定されています。
これから、金利が下がるという読みだったら、固定金利はいいと思うのですが、みなさんどう読んでますか?
また、5年国債というものがあるのですが、個人向け国債の固定型(5年)は、
この5年国債の金利から、0.05%をマイナスした金利が適用されます。
だったら、5年国債を買ったほうがよいでは…と思うのです。
でもね、実際には、個人向け国債の変動型を購入しにいったら、
「5年固定のほうが人気ですよ」とすすめられると聞きました。
「人気ですよ!」と言われても、ちょっと待て、考えてみてくださいね!
教育費はやはりハイリスクをとった運用はできないと思います。
でも、こども保険や学資保険以外の貯め方があるので、みなさん工夫してみてくださいね。