こんにちは。安田晶子です。
今週は、家計~家経(イエコノミー:家+Economy)についてお話を
しています。
そこで、ちょっと難しげな言葉を選んでみました。
直接金融と間接金融
に、ついてです!
むむ?!と言うなかれ、とってもシンプルなお話です。
皆さんは、きっと、銀行や郵便局にお金を預けていますよね。
そう。預金・貯金のことです。
とりあえず、一番安心。安全。と思っていると思います。
そうです。まずは、安心と言えるでしょう。
これらの仕組みを、間接金融といいます。
預貯金と言っていますが、実は、預けている私達は
お金の貸し手になっているのです。
そして、銀行や郵便局は、私達の資金を、株式会社や
国などに貸しています。もちろん、高い利息を取って。
この時、私達に返ってくるのは何でしょうか?
そう、とっても低い金利の利息ですね。
金利差は、銀行が利ザヤとして取っています。
つまり、私達、貸し手が、どこへ貸すか決めるのではなく、
中に入る銀行や郵便局が、その判断で貸し先を決めています。
誰に貸すか見えないという意味で、間接金融と言われています。
それでは、直接金融って、何でしょう?
もちろん、貸す先が見える金融の方法です!
xxxx株式会社の株式を買って、株式投資。
日本の国債を買って、債券投資。
など・・・
どこに貸すかを自分で決めて、自分でリスクを取る代わりに
高いリターンを得る方法。
それが、直接投資ですね。
日本の国債を取って、考えて見ましょうか?
銀行に預けたお金を、銀行が国債だけで運用した場合、
今だと、年利1.7% 位ですね。
私達に戻してくれる金利は、普通預金なら0.1から0.2%です。
定期預金にしても、0.2から0.5%位です。
つまり、1%以上を銀行がピンはねしているという
ことにまります。
本当は、もっと利率の高い融資などを行っているため、
銀行の抜くサヤはとても大きく、なんと
昨年は、こんな記事で新聞も賑わいましたよね。
大手銀行・金融グループの9月中間決算によると、
全6グループが黒字となった。
しかも、税引き後利益の合計は1兆7000億円を超え、
全国の銀行がバブル期の1989年9月期に記録した最高額
1兆2000億円を超える稼ぎっぷりだった。
とりわけ、10月に経営統合した三菱東京ファイナンシャル・グループと
UFJホールディングスの税引き後利益の合計額は、日本の企業で
トップだったトヨタ自動車を抜いた。
う~ん・・・
こんな記事を読むと、家計を守るためにも
銀行なんかにサヤ抜きさせず、
直接投資に目を向けよう!と、思いませんか?
家計は無知な弱者であり続けてはいけない!
今年こそ、自立を目指しましょう!