第2週担当の安田晶子です。
年が明けましたね。
平成19年の今年もどうぞ宜しくお願いいたします。
日本経済新聞で、昨年末からイエコノミーという記事が連載
されていました。家とエコノミーをかけた造語だそうです。
つまり、「家計」のことです。
弱者と思われてきた家計が、日本経済を動かし始めた。
そんなことが書かれたりしていました。
これからは「家計」ならぬ「家経」の時代とも。
う~ん。でも、そんなことは当たり前ですよね。
昔から、家の財布を預かる主婦は、家の経営者として
経済の最小単位である「家計」の管理には相当頭をつかって
いた筈なのです。
そして、それが消費を作って日本経済を動かしていたのです。
というわけで、今週は私も、家計について考えてみたいと
思います。
「家計」の見直しは必要ない?
苦しい「家計」を見直すとしたら、方法は3つしかありません。
(以前も書いたと思いますが・・・)
1.働いて収入を増やす
2.投資で資産を増やす
3.節約で支出を減らす
ただ、現時点で収入および資産が少ない場合、
2.と3.は、どれだけ頑張っても効果が出ません。
でも、最近は第4の方法があるようです。
それは・・・
4.親から援助してもらう
ということです。
潤沢な資金を持つ親世代から援助してもらえるのなら、
見直しなんていうことをする必要はないのです。
連結家計が日本を救う?
親世代に比べて、子世代がお金を持っていない。という
時代になっているのでしょうか。
結婚資金、家の購入資金、子の教育費、そして日々の食事代。
どこまでも親に頼るという構造が、間違いなくできている
ようです。
ここまで家計が連結してしまうと、「贈与所得」なんて
いう概念も把握できなくなりそうですよね。
もうそろそろ、平成生まれが社会人として働き出します。
(世代が代わるのを実感してしまいます)
その新しい世代が自立して生きていくには、
親世代の経済的な協力が不可欠な世の中になるのでしょうか。
もしかしたら、長寿国日本は、4世代同居、そして・・
4世代連結家計!という時代に突入する可能性も大
でも、いつまでも甘えていられるわけではありません。
高齢者の医療費や介護費用は益々高くなっていきます。
最後の請求書が回ってくるのは・・・
一番若い稼ぎ手のところです。
連結というのは、そういうこと!
気をつけましょうね。
今日はここまで。
それではまた~!おやすみなさい。