こんにちは。第2週担当の安田晶子です。
もう、水曜日になってしまいました。
ごめんなさ~い。お待たせ致しました。
それでは、早速、先週の玉井さんに続き
年末調整のお話を少し紹介しますね。
毎年、10月から11月になると、保険会社から
保険料控除の通知が来ますよね。
そのうちの、「損害保険料控除」が今年で最後に
なるって、知っていましたか?
その代わり、来年2007年からは、地震保険料控除が
創設されます。
え~なくなっちゃうの?
あれ?今までは地震保険は対象じゃなかったっけ?
でも、控除金額はあまり大きくなかったし・・・
色々な反応がありそうですね。
実は、今までも地震保険料も損害保険料控除の対象でした。
でも、火災保険だけで控除金額の上限(3千円)一杯に
なってしまっていたのです。
来年以降の地震保険料控除額は、最高5万円になります。
また、経過措置があります。
2006年12月31日までに契約した長期の保険については
これまで通りの損害保険料控除が使えます。
(但し、新しい地震保険料控除と合わせて最高5万円
までになります。)
地震大国の日本、いつ、どこに大地震が来るかわかりません。
これを機会に、地震保険について、考えてみても良いかも
しれませんね。
国は、地震についてもある程度は個人で備えておく
という事を促しているのでしょうね~。
その他、今年の主な改正点を挙げておきますね。
定率減税率が引き下げられます!
昨年まで、所得税額の20%(25万円上限)を差し引いていた
減税措置、今年は10%(12万5千円上限)になります。
2007年以降は、とうとう廃止となります。
これは、所得控除額ではなくて、税額控除ですから、
インパクトは相当大きい大ショックですね。
寄付金控除の下限額が引き下げられます。
寄付金控除の適用下限額は、これまで1万円でした。
これが、5千円に引き下げられました。
さて、あれ~今週も年末調整の話?
と思われた方、違うんです。
今週は、地震保険から始めて、「災害対策について」を
テーマしようと思っています。
それでは次回をお楽しみに!