今週は投資信託の話です。
先月第4週、八木さんも「投信選びはお酒選び?」とありましたが、
投資信託を選ぶ時は「楽しんで選ぶこと」も大切だと思います。
投資信託は資金をある程度の期間「託す」もので、
ファンドマネージャーが運用するから、
自分で組み入れ銘柄を直接売り買いするわけではありません。
だからなおさら、「中身を知る」ことが大切。
手軽さから、よくわからない商品を購入して、
新しい商品が発売されると、
「なんだかあまりパッとしないから売ろうかな?」
と言っている人も多いようですが、
「初心忘るるべからず」
その時、ナゼこの商品をいいと思ったのか?
じっくり思い出してみてください。
購入時点で、「何に投資してるのか?」の中身をちゃんと理解して、
将来を見据えて購入したのであれば、
そうそう短期間で手放そうとは思わないはず。
「ポートフォリオを組み分散投資、リスクを減らしましょう!」
という観点からも、
その時一番いいものにばかり飛びつく、ということでは
長い目でみた資産形成にはならないと思います。
運用会社や証券会社のセミナーなども聞き、
中身の説明をじっくり聞くと、
「へぇ~、おもしろーい!」ということもよくあります。
「自分なりの投資観を持って、楽しく投資。」
コレ、大切だと思います、楽しくなければ情熱は続かない・・・。
最近「毎月分配型」が人気です。
毎月決算して、その都度毎月分配金を出すものです。
以前の投信といえば、年1or2回ぐらいの決算で、
忙しい毎日を送っているほうとしては、
「今どうなってんのかなー?」ぐらいの感覚でした。
専門家に言わせれば、分配月が多いほど、
その度税金が引かれてしまうから損だ、という。
しかし、年金生活の方や毎月の家計簿でやりくりしている方には、
着実に毎月の現金収入なのでとても分かりやすくて、嬉しい商品。
しかも、現在は税制上の特例期間で、H20年の3月までの分配金
にかかる税金は合計10%のみです。(株式投資信託の場合)
本来は20%の税率なので、ちょっとお得な奨励期間です。
投資信託で選ぶ楽しみや分配の楽しみを得てみると、
投資ってコワイものじゃなくなって、世界も広がりますね。
ちなみに私の毎月分配金活用術は、
子供の習い事代を毎月の分配金でまかなっている・・・・・です。
それでは、またお会いしましょう~
第3週、森田でした。