皆様こんにちは!
第2週担当の安田晶子です。
夏休みに入り、1日のペースが少し狂っている
私ですが、皆様いかがお過ごしですか?
長かった梅雨が上がって突然の暑さに
ダウンなどしていませんか?
冷たいものの食べすぎと、冷房の効きすぎには
気をつけましょうね。
さて、4人の女性FPで綴る「お金の花道」ですが
丁度、一巡したことになります。
それぞれの個性が違うところなど、楽しんでいただけた
のではないでしょうか。
宜しければ、ご感想などお聞かせくださいね。
それでは~
今週は、資産形成についてお伝えしようと思います。
早速ですが、
資産形成っていう言葉に、馴染みはありますか?
う~ん。資産運用だとちょっと投資とか投機に近くて
敬遠してしまうけれど、資産形成なら違和感がないかも。
・・・なんて、思いませんか?
どうでしょうか。いきなり、
「資産運用を始めよう!」
ではなくて
「資産形成について考えよう!」
という コト の始め方は?
資産運用と言ってしまうと、それなりに大きい元手が
必要になるような気がします。
それに、リスク っていう言葉に危険な匂いがして
敬遠し勝ち。
でも、私達の資産は、自分で守らないといけないのです。
だから預貯金で、減らないように守っている!
と思っている方、沢山いらっしゃるのでは?
残念ながら・・・
預貯金で、とっても低い金利で寝かせているだけだと、
自分の資産は守れないというのが現実です。
何故でしょうか。
それは、経済の世界には、インフレ
という怖い魔物!が
潜んでいるからなのです。
しばらく続いたデフレの世の中にいた私達は、
インフレの時代がまたやってくることを、実感として
感じられないですよね。
でも、先進緒国を見てみると・・・
少なくとも2%から3%のインフレは起きているのが
今の世の中なのです。
そして、それが多分、正常な状態。
もしも、日本が今後、そういう正常な状態に落ち着くのであれば
私達の預貯金資産は、2%~3%というインフレ率を上回る
金利レベルになければ、目減りしてしまうのです!
金利が3%以上!!?
近年にない高いレベル!有り得ない?
と、驚かないようにしたいですね。
バブル崩壊直前の6~7%という金利はないにしても
その後、1994年末までは、預金金利も2.9%程度は
あったのです。
その時の長期国債の応募者利回りは4.55%です。
そしてその頃の株価は、日経平均が19000円代後半。
株価って、今年中に2万円に近づくかも・・なんて
言われていませんでした?
そう。そういう時代は、すぐ目の前にあるのかも
しれないのです!
こんな風に考えていくと
自分の資産をどうやって守ったらよいか、
色々と試算してみたい気持ちになりませんか?
預金金利も上がるなら、やっぱり普通預金で良い!?
それもひとつの考え方ですね。
さて、資産形成の目的は、自分が生きていくのに
必要なお金を準備することです。
だから、必要以上のリスクを取りすぎることはないのです。
まずは、自分が生きていくために必要なお金は
どのくらいなのか?
というトコロを明らかにするのが、
資産形成の第一歩なのです。
明日からは
資産形成のイロハを綴ってお贈りする予定です。
お楽しみに!